比べるべきもののない都がパリだ〜詩人リルケがこう表現した芸術の都へと旅が始まる。「美の旅人スペイン編」に続く、フランス編のシリーズ第一巻。「一枚の素晴らしき絵画」に出逢うために作家・伊集院静が印象派を生んだ世界一の芸術国を巡る。フランス絵画のはじまりといわれるフォンテーヌブロー派から、フランス絵画の父プッサン、風景画の父ロランと、その胎動期の歴史を紐解く。70年前まで時代の闇に埋もれていた謎の画家ラ・トゥール、存在がはっきりせず作品だけが残るル・ナン兄弟などその秘密に迫る。さらに貴族社会の中で生まれた優美さを特徴とするヴァトーやフラゴナール、静物画の巨匠シャルダン、ナポレオンともに生きた行動する画家ダヴィットへと旅は続く。ナポレオンの出現によって芸術国家として飛躍的に変貌をとげたフランス。その中心としてのルーブル美術館の意味とは?オールカラーで楽しむ読んで旅するビジュアル文庫です。
編集担当者からのおすすめ情報
読んで旅するビジュアル文庫のスペイン編に続くフランス編。既刊「美の旅人フランスへ」より、リーズナブルでポータブル。絵画初心者から絵画ファンまで満足できるオールカラーで読み応え十分の美術文庫です。本書を片手に美術館やフランスへ旅をしましょう。
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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
文庫本サイズが残念!,
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レビュー対象商品: 美の旅人 フランス編 1 (小学館文庫) (文庫)
前作スペイン編は発売当時、大判の本(一冊本)で読んだが、フランス編のほうは買いそびれてしまったため、今回、文庫版で買いそろえた。第一の感想を述べれば、伊集院氏の案内で名画めぐりをするとき、やはり判が大きいほうが断然いい、ということだ。 クロード・ロランの風景画(すばらしいものです)、<光の画家>ラ・トゥールのイエス(まさに幼子!)、ブーシェのポンパドゥール夫人(ゴージャスな美女)、モネのパリ祭(ほんとうに喜びが飛び跳ねている)……など、単行本と文庫本ではずいぶんと見栄えが違うはずだ。 2008年の夏、コローの「真珠の女」が国立西洋美術館にきたとき、何度も何度もその前に立ち返ったものだが、あのきらめきは残念ながら文庫サイズでは得られない。 とはいえ、それは伊集院氏の解説の価値を減じるものではない。 けっして衒学的になることなく、みずからが見たまま、感じたままを率直に記す文章はとても好感がもてる(前作スペイン編に感じられた一種の<はしゃぎ>はない)。 《絵画というものは、わかりやすくなくてはならないと、私は思う。わかりやすさこそ、万人の人々に何かを与えてくれる力を持つ》(フランス編2) 《私の好きなコローの言葉――「やさしさの方が、才能よりずっと大切だ。善良な魂があれば作品の中にあらわれるものだから」》(フランス編2) 《時間を鋲で打ち止めるように、物音を立てることもはばかられるような時間を、画家【フラゴナール「読書をする女」】はたしかに描いている》(フランス編1) ほんとうにそうだよな、とうなずきながら、ふたたび絵のほうに目を移す<読書の時間>はじつに豊かである。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
ボリュームたっぷり,
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レビュー対象商品: 美の旅人 フランス編 1 (小学館文庫) (文庫)
カラーで読みやすく、内容もわかりやすく充実しています。絵も気になる作品ばかりで一気に読んでしまいました。これでこの値段は安いと思いました。
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