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美しき日本の面影
 
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美しき日本の面影 [単行本]

さだ まさし
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

小泉八雲は、日本には妖精が棲んでいると言った。確かに、そう実感するしかない出来事を幾度も経験した。僕は知ってる、この国の本来の姿を。三十余年にわたる旅の中から厳選された思い出たちによる、十六編の随想。

内容(「MARC」データベースより)

静かに瞼を閉じれば、今も浮かぶ顔がある、忘れ得ぬ光景がある。ここには、紛れもない日本が生きている。30余年にわたる旅の中から厳選された思い出たちによる、16編の随想を収録。『旅』掲載を単行本化。

登録情報

  • 単行本: 304ページ
  • 出版社: 新潮社 (2006/6/29)
  • ISBN-10: 4103008717
  • ISBN-13: 978-4103008712
  • 発売日: 2006/6/29
  • 商品の寸法: 19.2 x 12.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 旅先の風物に妖精を見る歌心, 2006/7/27
By 
宣長さん "hoelderlin on sirius" (香川県観音寺市) - レビューをすべて見る
(トップ50レビュアー)   
レビュー対象商品: 美しき日本の面影 (単行本)
「はしがき」も「あとがき」もない、さっぱりした「旅」の随想16編である。「妖精の樹(桜の古木)の下で」から語り始まる。桜前線に合わせたコンサートの旅は全国各地へ、その他折々の旅の思い出が詩情ゆたかに綴られている。旅では、一度も出会ったことのないものに出会う。また、意外な所で故郷につながるものに出会う。故郷長崎の「トルコライス」が遠く根室の「エスカロップ」という幻の食べ物と同じで、それは妖精だったと結んでいる。軽快な筆致で、川端康成の美的感覚に似ている(雅)
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 同じタイトルのCDを聞きながら・・・, 2006/11/11
レビュー対象商品: 美しき日本の面影 (単行本)
雑誌「旅」に掲載された十六編のエッセイ集。

ある公園で毎年春に花を咲かせる桜の木にまつわる「妖精の樹の下で」で始まり、

日本の最東端・根室でのマフクロウとの出会いを語る「妖精の国」で結ばれます。

なんとロマンチックな世界!

コンサ−トで出かけた土地で初めて出合った人や食べ物、風景、生き物、伝説・風習など、

まさしく<地域の固有価値>を素材にしながら、

時には子どもの頃や学生時代の思い出話なども交えながら、

自由奔放に“さだワ−ルド”が広がっていきます。

日本中何処を歩いても、意外なところで故郷に繋がる物と出会い、

その瞬間、この国が一つの国であると感じる・・・と。

彼の言葉を借りれば、「旅」とは、

「未知と既知」とが融合するときに生まれる一瞬の感動を求めることでしょうか。

その中の一編「夏・長崎から」では、

20回目となる今年で終結宣言をした長崎コンサ−トについて語られています。

その思いの一端を語ったこんなコメントに、ピリッと彼の真髄を感じさせられました。

 「コンサ−トが終わるまでの間に、ほんの僅かな時間でよいから、

  あなたの一番大切な人の笑顔を思い浮かべて欲しい。

  そしてその笑顔を護るために自分が何ができるだろうか、

  ということを考えて欲しい。

  それが平和へのあなた自身の第一歩なのです。」

ぜひ、同じタイトルのCDを聞き、音楽を重ねながら、

“さだワ−ルド”を体感されることをおすすめします。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「美しき日本の面影」書評, 2006/9/8
レビュー対象商品: 美しき日本の面影 (単行本)
さだまさしの思い出を日本のある景色や建物、古くからの友人の会話を絡ませながら書かれたエッセイである。はじめの章の「妖精の樹の下で」では日本人とさくらの関係を素直に表現している。特に著者のお気に入りの、とある小さな公園でひそかに咲く1本の桜の美しさが読者の頭の中で想像でき、幸せな気分に浸れる。打って変わって「昨日・京・奈良・飛鳥・明後日」では中学生のときに行った修学旅行先での楽しい思い出が書かれている。誰にでもある楽しくて、少し切ない思い出だが、著者は京都の旅館での出来事を面白おかしく書いている。著者によっていたずらされた友達の心境が手に取るようにわかり、かわいそうだが笑わずにはいられない話だ。京都や奈良の美しさは若い生徒にとっては残念ならがあまり思いださず、古い旅館での夜の思い出が鮮明に残っているのは我々の世代の共通の思い出であろう。

このエッセイでは著者の思い出を日本の地方の風景とともに暖かく語り、日本人に生まれて良かった事を再認識させてくれる一冊である
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