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美しき凶器 (光文社文庫)
 
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美しき凶器 (光文社文庫) [文庫]

東野 圭吾
5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

安生拓馬、丹羽潤也、日浦有介、佐倉翔子。かつて世界的に活躍したスポーツ選手だった彼らには、葬り去らなければならない過去があった。四人は唯一彼らの過去を知る仙堂之則を殺害し、いっさいのデータを消去。すべてはうまく運んだかに思われたが…。毒グモのように忍び寄る影が次々と彼らを襲った!迫りくる恐怖、衝撃の真相!俊英が贈る傑作サスペンス。

内容(「MARC」データベースより)

有名スポーツ選手4人の秘められた過去。唯一彼らの過去を知る仙道を4人は殺害し、彼らのデータを消し去った。すべて思惑どおりに運んだかに見えたが…恐怖が彼らを襲った。新境地に挑む著者の渾身作。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 353ページ
  • 出版社: 光文社 (1997/03)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4334723683
  • ISBN-13: 978-4334723682
  • 発売日: 1997/03
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (23件のカスタマーレビュー)
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By momo
形式:文庫
読み始めた当初は東野圭吾にしては単純なストーリーと思ったけれど、後半から人の悲しさとサスペンスが織り交ざった、彼らしさが出ていたように思います。

女性の私から見ても東野圭吾は女性心理を上手に書ける数少ない男性作家です。この作品に書かれている主要な女性の心理、そして得体の知れない不気味な「毒グモ」「怪物」と呼ばれた娘の心理さえ切なく書かれています。
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
これまで読んだ東野作品の中でもまた少し異色な印象。
サスペンスでありながらどこかファンタスティックな匂いもする、
ひとことであらわせない不思議な話。

それはなぜかと言うと、主人公の女―あえて女性とは言わない、
が、謎だらけなうえに想像に難い容姿と能力を持っているからだ。
そしてこれは、作中では"タランチュラ"と表されているその女の、
恐ろしくも悲しい狂気に満ちた物語なのだ。

その女と罪を犯した元スポーツ選手達4人の男女、
彼らの追いつ追われつのバトルが非常にスリリングで先を急がせる。
逃げても逃げても、確実に忍び寄ってくる大きな影。
そして、仲間がひとりづつ消されてゆく恐怖。
スト^リー展開自体は非常にシンプルなのに、飽きることなく一気読みしてしまった。

彼女の秘められた心の内が物語の核となって全てを動かしており、
それはあくまでも普通の人間のそれであるから、
多少設定が現実離れはしていても違和感は感じなかった。
小説としてはとても読みやすい部類でしょうが、あえて、
メジャーなものを読みつくしてから挑戦してみてほしい1冊に挙げておきます。
このレビューは参考になりましたか?
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TKMT
形式:文庫
 単行本で刊行されたのが1992年で、文庫版の初版は1997年。その文庫版には、若い日の東野圭吾の爽やかな素顔が載せられている。本書『美しき凶器』は現在も28刷まで版を重ねている。「爽やかさ」から男性としての「渋さ」を醸し出した彼の写真もまた読者の注意を惹くことであろう。但し、内容は爽やかさとはきわめて対極にある。一貫してぞくぞくとした恐怖心を植え付けてくれる。登場人物の一人における心の闇を描いた箇所が端的に示しているように、「恐怖と快楽とは紙一重」なのだ。

 読み進めれば直ちに分かるように、表題『美しき凶器』とは、ある外国人女性のことを指している。むろんただの女性でない。肉体的に洗練化されたサイボーグと称してよい(映画『ターミネーター3』に登場した女性を思わず想起したが、その女性のきちんとしたモチーフは存在するらしい)。「主人」を殺害された復讐を果たすべく、全く手段を選ばない彼女の言動はたしかに常軌を逸している。じわりじわりと追い詰められてゆく男女併せて4人の心境を察すると、生きた心地がしなかったであろう(一人だけそうでない人間がいた。その人物の密かな計画も見物だった)。

 彼らは元トップアスリートであるが、選手としての追い詰められた状況から禁断の○○に手を染め、それは結果的にその後の人生の歯車を確実に狂わせてゆく。かつての栄光は実は「虚構」に過ぎず、それを真に悟ったときには自らの「死」を代償とせねばならないというわけだ。本書の背景にあるのは、そんな儚く悲しい人生模様の赤裸々な活写ではないのか。とはいえ、そのサイボーグと称された女性が最後の最後で発したセリフは実に人間的であった。東野作品は全体としての読み応えとともに、情緒的なエンディングを多用する印象が私にはある。だから彼の作品は途中で頓挫してはいけないのだ。「時代性」を反映した作品であることも見過ごしてはならないだろう。
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忍び寄る恐怖
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投稿日: 4か月前 投稿者: ジェダイ
体が資本の運動競技について,東野圭吾の得意分野。
運動競技もの。
薬物使用(ドーピング)にまつわる殺人事件。

連続殺人。4人の元運動競技者の,成れの果て。... 続きを読む
投稿日: 6か月前 投稿者: kaizen
主人公は誰?
読み終って思ったのが、主人公は誰だったんだろう? 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: ブリッツ」
美しき凶器
殺人犯の人物が出来過ぎ。動機もいまいち。なぜ理由もない復讐に燃えることができるのか理解を超える作品。一般文学309作品目の感想。2010/12/15
投稿日: 15か月前 投稿者: 戦国時代狂
東野版女ターミネーター
東野さんの作品はほとんど持っています。彼の作品の魅力は単なるミステリーに留まらず、幅の広さもその一つと言えるでしょう。本書は初期の作品ですがウーンと思わず唸ってし... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: トシ坊
東野圭吾は面白い
東野圭吾の作品はどれも開始数ページで読者を惹き付ける。しかし、クライマックスはもう少し解説を入れてもいいのにと思う。
投稿日: 19か月前 投稿者: かいと
タランチュラがこうも復讐に燃える理由は?!
特にひねりがあるわけでもなく、単純な作品だと思う。... 続きを読む
投稿日: 2009/2/11 投稿者: toto丸
流石、東野氏!やります♪
最初、読み始めは…綾辻氏の『殺人鬼』を彷彿させるような亜流かな…って思いましたが…おっとどっこい!東野作品の真骨頂!見事に良い意味で裏切られました。率直な感想は往... 続きを読む
投稿日: 2009/2/9 投稿者: ディオゲネス
ん〜なんだか虚しい・・・
読んだあとの感想は,どの人も浮かばれないな…でした。... 続きを読む
投稿日: 2008/10/11 投稿者: お昼寝さん
怖かった!
小説の活字だけでここまで恐怖が伝わってくるとは思いませんでした。まるで情景が浮かんでくるようでした。でもただ怖いだけでなく、最後は泣いてしまいました。子供が欲しか... 続きを読む
投稿日: 2008/9/27 投稿者: りんご
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