文庫本でありながら写真集のように美しい旅の写真の数々。でももっといいのはやはり
エッセーの部分です。文学、お菓子、オールドローズ、レース・・・背景を知ることで
より興味が広がっていきます。ただの紹介に終わらないのは北野さんの本の良いところ。
ナショナルトラストは日本に帰ってからも会員を続け、その会誌も旅の情報源になって
いるといいます。
コッツウオルズもケントもデボンも、実は行った事はあるのです。でもここまで満喫できた
かといえばとてもとても・・・・この本を持ってイギリスにいければ良かったのに…
7章では初出のお菓子の作り方もでており、こういう素朴な味に出会うのも旅の楽しみだと
教えてくれます。ヨークシャプディングの生地にソーセージを入れて焼いたトード・イン・
ザ・ホールを是非作って見ようと思っています。