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羅生門・鼻 (新潮文庫)
 
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羅生門・鼻 (新潮文庫) [文庫]

芥川 龍之介
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (38件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ワルに生きるか、飢え死にするか、ニキビ面の若者は考えた……。

京の都が、天災や飢饉でさびれすさんでいた頃の話。荒れはてた羅生門に運びこまれた死人の髪の毛を、一本一本とひきぬいている老婆を目撃した男が、生きのびる道を見つける『羅生門』。あごの下までぶらさがる、見苦しいほど立派な鼻をもつ僧侶が、何とか短くしようと悪戦苦闘する『鼻』。ほかに、怖い怖い『芋粥』など、ブラック・ユーモアあふれる作品6編を収録。


登録情報

  • 文庫: 301ページ
  • 出版社: 新潮社; 改版 (2005/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4101025010
  • ISBN-13: 978-4101025018
  • 発売日: 2005/10
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (38件のカスタマーレビュー)
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17 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 芥川竜之介の作品を読むたびに私は彼の書く人間の姿に圧倒される。鮮烈で効果的な情景描写の中に少しずつ浮き彫りになっていく下人の本性。老婆と出会い、極限状態から堕落していく姿を見ていると背筋が寒くなる思いがした。

 根は真面目でどこにでもいるようなこの下人は自分や自分の周りの人に重ねることができるように思える。私達はいつでもこの下人のように堕ちていくことができるのだ。自分のいいように都合を合わせ、自分を正当化し、良くはないと分かっていながらも止めることのできなかった下人に私達はいつでもなれるのだ。雨、からす、黒洞々たる夜。たくさんのこういった表現を用いることで、不気味な雰囲気を醸し出しながら、作者はこのような人間の裏側に隠れている誰もが持つ弱くて醜い部分をこの小説で書こうとしたのだ。

 それでもやっぱり下人は最後は基の機が小さく弱虫菜優しい人間に戻ってほしいと願いたい。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
人間を描く 2010/4/22
By h
形式:文庫
「羅生門」「鼻」「芋粥」「運」「袈裟と盛遠」「邪宗門」「 好色」「俊寛」が収録されている短編集である。

人間の心理描写が見事に描かれた作品だと思う。嫌悪する側から嫌悪される側への堕落していく描写には圧巻であった。とりわけ「羅生門」「袈裟と盛遠」が秀逸であると感じた。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 如那傘如臼太 トップ500レビュアー
形式:文庫
平安時代を扱った古典を翻案した、いわゆる「王朝物」を収めた作品集である。

流石芥川なだけあって、文章は素晴しい。筋書きもしっかりしている。心理描写も巧みだ。
小説の完成度という面ではケチの付けようもない。
完成度の高さに無意識のうちにおののいてしまうせいか、私個人にはなんとなくよそよそしく感じられる。

注意しておきたいのは、収録作品の一つである「邪宗門」が「地獄変」の続編である点。
筋書きが直接繋がっている訳ではないものの、「地獄変」を読む前に「邪宗門」を読むのは少し苦しいと思う。
そして本書には「地獄変」は収録されていない。未読の方には別の本で先に「地獄変」を読んでから本書を読むことをオススメしたい。
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クリエイターというよりは、アレンジャー
... 続きを読む
投稿日: 14日前 投稿者: カーマイン
シュールレアリスム
何故今頃これを書くのか自分にも分からないが。... 続きを読む
投稿日: 3か月前 投稿者: オッコトヌシ
芥川龍之介 のファンになります
短編集です(全8編)
羅生門 鼻 芋粥 運 袈裟と盛遠 邪宗門 好色 俊寛

オススメは、「羅生門」!... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: abysomali
気軽に読める、短編集
芥川龍之介の作品を読んだのは、少年期に読んだ「蜘蛛の糸」以来です。今回読み、考えたのは、普遍的な倫理や道徳をひた向きに問い続ける、彼の真摯な姿です。... 続きを読む
投稿日: 8か月前 投稿者: yukiwa
短編でありながら人間の内面奥深く迫る作品です
「羅生門」では悪へ走る性悪説的な人間像を、
「鼻」ではプライドが高く自意識過剰な人間像を、... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: marmaid
平安人となんら変わりない感情を持っている。
芥川は「今昔物語」「平家物語」など古典を舞台に、自身の主題を表現している。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: hto
下人のゆくえは、誰も知らない。
時折、無性に読みたくなるのが「羅生門」。
あまりにも有名で、ありきたりかもしれないが、やはりおもしろい。... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: TaroTaro
揺れるこころ。。。
久しぶりに羅生門を読みました。

緊張感が伝わってきてなかなか面白いです。

また芥川を読みたくなる一冊です。
投稿日: 14か月前 投稿者: tamadam
人間の内面を表す
疫病や天災が人々を襲い、干ばつが追い打ちをかけ、巷には人の死骸が軒を連ねる。主人に暇をだされた下人は盗人になるか餓死するかの判断を胸の中で迫られる。そこで出会った... 続きを読む
投稿日: 15か月前 投稿者: フォレスト
教科書に載る作品。でも大人になって読みなおすと深い。
誰もが知っている作者、作品。
義務教育で確か読んだはず…。
でも、内容はあまり記憶に残っていなかったりしませんか。... 続きを読む
投稿日: 18か月前 投稿者: RB
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