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罪花 (文春文庫)
 
 

罪花 (文春文庫) [文庫]

高樹 のぶ子
5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

トラウマ、秘密、恋に潜む「罪」は、時に人の心を狂わせてしまう。秘密を守るため、年老いた母親がひとり娘に託したある周到な計画。高級ブランドバッグの万引犯とそれを追う店員が結んだ女同士のある協約。父への復讐を企む女が、恋人に残した「真実」の手紙。罪深いからこそ生まれる妖しさを描く、恐ろしくも美しい六篇の物語。

内容(「MARC」データベースより)

トラウマ、秘密、罪悪感…死を魅きよせる女たちの花。新境地を示す、美しくも凄惨な「灰色の夢」「フェイク」「夕陽の赤」ほか全6篇を収めた傑作短篇集。 --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 273ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2006/04)
  • ISBN-10: 4167373157
  • ISBN-13: 978-4167373153
  • 発売日: 2006/04
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
この短編集に登場する女たちは、どこか危ない雰囲気を漂わせながらも、どこか真摯で純粋であるがゆえに罪を犯さざるを得なかったような気がします。本書の帯にもあるように「憎しみが歓喜を呼び、恐ろしいほどの歓喜の中でやはり憎んでいる」というのは、女性特有の感覚であり、だからこそ彼女たちが犯す罪には男性にはない「花」があるのではないでしょうか。
「落ちたトマト」は何度読んでもぞっとしますし、「花に刻め」は、事件にならないであろう事件の中にも文学――複雑な事情や人間関係――があるということをあらためて感じさせられます。男性であるわたしが読んでも、楽しめる1冊でした。
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綺麗な小説 2005/9/19
By 美花絵留 VINE™ メンバー
形式:単行本
高樹のぶ子氏は読むのですが、短編ははじめて読みました。ホラーともいえるミステリアスな世界で、意外でした。どの作品をとっても、ストーリーとは別なところで、目に焼きつくような情景が広がります。真っ赤なシャネルのバック、熟れたトマトの絵、パンのオーブンのなかで火にまみれた母娘、群生する白いツバキの花、など。読み終わっても心にずしんと残ります。こうした作品をもっと、もっと読みたいと思いました。

個人的には「花に刻め」がよかったです。植木屋の保、男としてはとても魅力的と思います。最後まで、どきどきしながら読みました。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:文庫
6編の短編集です。私は著者の本を初めて手にしました。が、最後の作品を除き、男には理解できない世界だと感じました。

「男は頭で、女は身体で考える」という典型でしょうか。

作品を楽しむ以前に疑問符だらけの読後感でした。
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