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20 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
爽やかに最後まで楽しめる一冊!,
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レビュー対象商品: 罪深き海辺 (単行本)
ピーンと張った一本の糸のように、ノンストップで最初から最後まで語られるから、きりのいい場所がなくて、読みだすとやめられない。息もつかせないとはこのことだ。しかも予想通り(?)、終盤には読者を裏切るような謎解きがあるのだけど、とても気持ちのいい裏切りなので読後感も爽快! 主人公の干場功一が、爽やかで強くて、そのお陰でジメジメした話も明るく楽しめる。 ハードボイルド好きにはおすすめです!
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
残念です。お薦めできません。,
By bouya (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 罪深き海辺 (講談社ノベルス) (新書)
新宿鮫シリーズをすべて読破し、どれもこれもおもしろかったので、大沢さんの作品で次に何を読もうかずっと探していました。 本屋であらすじに惹かれ、 レビューの評価も高かったので満を持して購入しました。 結論から言うと、おもしろくありませんでした。 新宿鮫シリーズでは主人公と犯人側、 どちらも魅力的な人物でしたが、 この作品はどちらにも感情移入できませんでした。 ストーリーもおもしろくなりそうで、 最後までなりませんでした。 謎解きの要素があまり無いのは新宿鮫シリーズも同様ですが、 引き込まれるような話が全然出てきません。 何というか、ストーリーが1つの線になっていません。 犯人の動機にも無理があり、 殺人の実行犯にも怖さや凄みを全く感じませんでした。 それでも最後は何かあると期待して読み続け、 干場の素性があきらかになるのですが、 何それ?という感じのラストです。 もし新宿鮫を読んでない方は絶対そちらをおススメしますし、 読まれた方はこの作品以外を読まれた方がいいと思います。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
舞台設定が面白い、主人公・干場は大沢ワールドの新キャラとなるか。,
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レビュー対象商品: 罪深き海辺 (単行本)
舞台はJRで都心から2時間程度の海辺の町・山岬。日本中どこにでもありそうな、かつては漁業で栄えた港町の、 かもめしか来ないような寂れたマリーナを巡って繰り広げられるドラマです。 都会の情景はほとんど登場しないところが、大沢作品の中では異色かもしれません。 地方都市のありふれた日常に、一人の謎めいた男が突如現れることにより、 渦巻く欲望のあちこちに波紋が生じ、人が死んでいきます。 ストーリーの細かなところでやや説得力を欠くものが無いこともないのですが、 平易な文章で読みやすく、次の展開が気になって仕方なくなる、 娯楽小説としては非常に良く出来た作品で、一気に読んでしまえます。 登場するのは、地元の警官とヤクザと山岬市民達で、 主人公・干場は、颯爽とした長身のスポーツマン。 朴訥な台詞に好感が持てます。 新宿鮫のヒリヒリするような緊張感や、鮫島のようなニヒルさはやや薄いのですが、 大沢小説の新たなキャラクターとなり得るのではないでしょうか。 私はとても楽しめました。
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