罠猟師一代
「ぼくは猟師になった」本を読んだ後、本物の罠猟とはどんなものなのかと興味を持って読んだ本でした。
著者が九州の「日向の森」の中で出会った林氏(罠漁師)を追いかけながら、罠猟とはどんなものか、どんな罠を使っているのか、獲物(猪子、鹿)の解体の特徴まで紹介しています。獲物を解体してみると、胃の中の残留物、太り具合などの情報から、今の自然の状態が分かるそうです。釣りでも獲れたアユを食べることから、その河川の状態分かるそうですから、同じことで重要な事だと思いました。
ノンフィクション作家がカメラを駆使して多くの写真を載せているので、実際にその場に立ち会っている感じが伝わってくる様な臨場感があり、獣の猟とはこんな感じなのかとも思いましたが、私は実際の狩や解体などには立ち会って事が無いので、分かりませんが…。
自然の恵みとは何たるものかを勘違いして、山々に杉ばかり植えてしまい、山の恵みも、同時に海の恵みまでも壊してしまっている現状がうかんで来ました。メディアも同じような偏った報道ばかりで、私たちには知らされない事ばかりです。そんな取り扱われていない情報を見たよう感じがした本でした。