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山内丸山のクリは、DNAのパターンが非常にそろっているという。一般の山クリの場合は、そんなにパターンがそろわないものだとされる。また、静岡県坂田北遺跡から出たクリの場合も、そろって大きな実がついていたという。このような結果から、もしかして人間の選別の手が入っているのではなかろうかと考える。
従来は、日本の栽培植物のほとんどは、海外から渡来したものとされてきた。しかしヒエだけは、日本列島原産ではないかとの説があるという。「雑穀のきた道」の著者坂本寧男さんの研究によるのだそうだ。従来は中国渡来と考えられていたが、考古学的にそれを証明する遺物がでていないこと、詩経や本草綱目に記載が無いことから、中国での栽培の歴史が新しいとする。別に研究された札幌大学のグループのアプローチでも、日本原産が裏付けられているという。
ともあれ、縄文農耕の可能性から、日本史の書き換えを迫る衝撃的一冊である。
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