著者の作品は対訳者として、ジョンコールマン、ユースタスマリンズ、ヘンリーメイコウ、デビッドアイクといった
名だたる真実を告発する大家の作品を数多く読んできたが、著者独自の作品を読むのは今回が初めてである。
明治時代に太陽暦がある日突然日本に導入され、福沢諭吉は当時、<このことに意義のあるものは大バカ者である>と言った事に対し、<西洋文明の奥の院に鎮座するご主人様に、千切れんばかり尻尾を振る犬コローそれが、福沢諭吉の正体ではないか>と言い放つ太田節が、実に子気味いい。
古代天皇家と出雲族との対立、出雲族とは何者なのか、坂上田村麿が征伐した蝦夷とは何者か、そもそも日本に日本史が研究され、歴史教育が導入される経過はどういった事であったのか・・・そういったほとんどの日本人が知らない真実を教えてくれる良書である。