あみぐるみの本は数多いけれど、犬に限定されたものは本書が初めてではなかろうか。表紙からしてラブリ〜で一目惚れしてしまったのは、表紙に採用されているミニダックルちゃんとは20年以上のつきあいがあるから、だけではないと思う。
本書には12の犬種の編み方が載っている。チワワ、ウェルシュ・コーギー、柴、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル、ミニチュア・ダックスフント、シベリアン・ハスキー、ラブラドール・レトリーバー、マルチーズ、ミニチュア・シュナウザー、フレンチ・ブルドッグ、ビーグル、パグである。
飼っている犬種が載っていれば、編み物をしたことがなくても欲しくなるし。編み物をしたことがなくても編んでみようかと思ってしまう。実際、くさり編みすら満足にできない息子が『編む!』と断言したのだから。
柴の編み方を基本にすれば、本書の全ての犬種が編めるという。毛糸の太さによって違う出来上がりサイズも、写真を見れば一目瞭然なので、自分の欲しいサイズを選べる編める。携帯ストラップサイズまであるのが嬉しい。
基本の柴の編み方では、1過程ずつ写真入りで丁寧に解説されており、初心者でも編めるようになっている。ただ初心者の場合、編み目の統一が難しいと思われるため、1体目から素晴らしい仕上がりになるかどうかは、自分の経験からも怪しい。編めない人は本書を持って、編める人に頼むという手もあるので、諦める必要はないし。眺めるだけでも楽しめるので、買うに越したことはないでしょう。