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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
高村光太郎の彫刻、詩、書についての文章,
By kiki (神奈川県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 緑色の太陽―芸術論集 (岩波文庫) (文庫)
詩人、彫刻家、美術評論家である高村光太郎の文章をまとめた一冊です。高村光太郎は詩人としてももっとも有名かもしれませんが、タイトルにもある 「緑色の太陽」は、日本の絵画における印象派宣言、評論として、とても有名です。 これを読むと、太陽は赤じゃなくてよい、緑色でもよい、それを描く人の個性 がすべてを負うというような内容が書かれています。当時の若者を中心に共感されて読まれた ようです。また、これをきっかけに論争も起き、議論を巻き起こした一編です。 高村光太郎は、よく勉強をしていたんだなあと驚きます。「緑色の太陽」にも ちょくちょくドイツ語の単語が出てきます。 それと、やはり作家としての感性が面白い。電車の中で座る人たちの「首」に 彫刻家として注目してしまう視点や、街を歩く人々の声が気になったり。 人間への関心、作品についついひきつけて考えてしまう癖も何気なく あらわれていて興味深いです。
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