チェルシーフラワーショーで受賞を重ね「モスマン」と呼ばれる
すごいガーデナーがいる!という情報を遅ればせながらラジオで得て
とくにコケと壁面緑化に興味を持ってこの本を手に取った。
家の中をジャングル化するというミニ企画や
モス・ハンギングや寄せ植えの作り方、長崎に作った人工の森、
富良野の緑の家、壁面がびっちり緑化されたカフェやスーパーやパチンコ屋、
チェルシーフラワーショー出品作品制作上の苦労や思い入れなど
著者の「子どものころの里山の原風景を再現したい」、
「都心でも緑で感動を感じられれば」という思いが語られている。
ただ、著者のポートフォリオとして、作品をよく見てみたいと思うと
文章が多めな反面、ビジュアル的に圧倒的に物足りない。
実際に見に行ける作品はともかくとして(富良野から長崎まで大きく
ちらばっているのでなかなか見に行くわけにいかないというのは難点だが)
フラワーショーや終わってしまったプロジェクトなど
すでに見られない作品においては言うにおいておやである。
自分の思い入れや主張したいことと他人が見たいものとの
ギャップみたいなものを感じてしまった。
これがA5判じゃなくてグラフィック重視のムック本で
かつインテリアか建築系の編集だったらな…。
とりあえず、手近な青山のカフェには行ってみようと思う。