歴史に残る政権交代のDPJ、歴史に残る「丙丁」付け難い鳩・菅という二人の宰相。本書は鳩/平野という組と同じ或いはそれ以上の菅/仙谷組を中心に、2011年6月4日までの1年間、何もしない思い付き政治を再検証する。敢然と輝く史上Worst1宰相の生き証人として将来忘れまじとここに残しておきたい。菅氏の政権居直りには「心、誠、信がない」の如くだ。キレ仙と、イラ菅、ブレ菅、もうア菅。「最小不幸政治」はいつの間に「宰相不幸社会」に変換された。菅首相の特徴は、先ず外交問題、東日本大震災と原発事故の対応振りだ。普天間問題で日米関係を戦後最悪にし、罪万死に値する失政の鳩に次いで、英語が苦手、外交に自信も関心もなく、内弁慶の菅首相。尖閣諸島中国漁船体当たり事件では何の発言も無く、リーダーシップも発揮出来ず、仙+検察に押し付けた逃げ菅。ロシアのメ大統領の国後島訪問は「許し難い暴挙」と言いながら、何の危機感無く、領土を守る意志・気概も無い。被災避難所視察も自己満足のパフォーマンスに終始という印象。原発事故では、錯乱し、人に話を聞かず、感情の赴くまま罵声を浴びせ、外部からの参与に頼り、自己正当化と支持率浮揚に腐心する。福島第一原発で非常用ディーゼル発電機の喪失も、普通は「その事態にどう対策を?」のはずが、菅首相は「何故に壊れたのか?」の原因究明に異常の執着。ホウ酸の注入も「粉末か容液か?」に拘るお人だ。挙げ句に「東工大に聞いて来い」で2日は判断が遅れるらしい。理想の有能有為でなく「無能有為」(能が無いのに出来もしない事をしようとする)と言われる。保身と隠蔽、歩く風評被害かつ人災、大局観の欠如、些末に拘泥、ピント外れと優先順位の判断不能、所詮は市民運動家であり、首相の器ではないとの多くの評がある。本書は菅の他、小、鳩、仙、岡崎(ト)、蓮も登場する。DPJ左派の好きな、自虐的恒久平和調査局(国会図書館)設立、国立追悼施設建立、選択的夫婦別姓、永住外国人地方参政権付与、人権侵害救済機関設置等々の重要なissuesがあるが、DPJでも保守・中道の先生方には常識的に考えて正しい方向へ舵を戻して頂きたい。外交では以前なら外務省に「対処方針の策定を」と政治家から直ぐに指示が飛ぶが、今は政務三役で抱え込む。これでは中国にもロシアにも北朝鮮にもいいようにやられるだろう。