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緋色の迷宮 (文春文庫)
 
 

緋色の迷宮 (文春文庫) [文庫]

トマス・H. クック , Thomas H. Cook , 村松 潔
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

In this affecting crime novel, shortlisted for both the Edgar and the Duncan Lawrie Dagger, Eric Moore watches his safe, solid world disintegrate. When eight-year-old Amy Giordano disappears from her family's house, while Keith, Eric's teenage son, is babysitting, Keith becomes an obvious suspect, and even his parents have misgivings. As time passes without Amy being found, a corrosive suspicion seeps into every aspect of Eric's life. That suspicion is fed by Eric's shaky family history - a father whose plans failed, an alcoholic older brother, a younger sister who died aged seven and a mother driven to suicide. Not even Eric's loving wife, Meredith, is immune from his doubts as he begins to examine and re-examine every aspect of his life. The totally unexpected resolution is both shocking and perfectly apt. --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

近所に住む8歳の少女が失踪し、ひょっとすると自分の息子が誘拐しいたずらして殺したのかもしれないという不安。自分の兄もそういう性向を持ち、事件に関わっているかもしれないという疑念―自分をつくった家族と自分がつくった家族。確固たる存在だと信じていた二つの世界が徐々に崩れはじめるとき、どうすればいいのか。

登録情報

  • 文庫: 371ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2006/09)
  • ISBN-10: 4167705338
  • ISBN-13: 978-4167705336
  • 発売日: 2006/09
  • 商品の寸法: 15 x 10.7 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (11件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 269,262位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 真幸
形式:文庫
「蜘蛛の巣〜」と傾向が似ている作品かと思っていましたが、私はこの緋色の迷宮の方が面白く感じました。
スピードをつけて一気に読み上げられます。とてもクックらしく人間が掘り下げられていて時に苦しく、主人公と困惑し、後半はハラハラさせられ結末にはいつも通り驚かされ……。クックで涙したのは2作目です。読んでいる最中、私の周囲はどうだろう。と不安になったものです。彼の作品はいつも人の気持ちが現実的ですが、今回の作品は今の時代にぴったり合っているようで身近に感じました。
こう表現してよいか解らないですが、かなり面白い作品です。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
クックがまた傑作を放った。読者を魅了する謎めいた書き出し。なにげない日常が、ある事件をきっかけに疑惑の霧におおわれ、題名のとおり迷宮と化していく。そして、次第に高まる興奮と恐怖。その果てに、切なく悲しい結末が待っている。これは、だれにでも起きるかもしれない「家族の物語」である。私には、主人公が悲しみにくれながらも、語らずにいられない気持ちがよく分かった。彼が語る静かな言葉に、多くの人が耳を傾けてほしい。記憶シリーズから一作ごとに作風を変え、小説の可能性に挑んできたクックが、再び新たな頂点を極めた。
このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
単なるサスペンスを超えた、人生そのものの意味さえ問うようなクックにしか書けない
作品である。一見、幸せな家族が些細な出来事から互いに疑心暗鬼になり、崩壊していく。
今まで自らが確固として信じてきたものが、実はうすっぺらな虚像にしか過ぎない事を痛感
する。その様子をクックは見事に描ききった。「人を知るなんて事ができるのでしょうか」
という物語の後半に登場する会話はあまりにも重すぎる。
いつかあっけなく壊れてしまう、もしくは既に壊れ失われてしまった虚像の破片を抱きながら、
我々はそれでも人と接しながら生きていかねばならないんだろう、そんな生きることの切なさ
と空しさに読了後に浸ったと同時に、今家族等と接する事ができる有難さを痛感させられま
した。
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投稿日: 2006/9/20 投稿者: パタ
家族の奥底にある闇
クックが過去の作品の中で繰り返し探ってきた、家族という存在の本当の姿。夫と妻、父と息子、兄と弟のあいだの見えなかった関係が、ひとつの犯罪をきっかけとして深い闇とし... 続きを読む
投稿日: 2006/7/6 投稿者: 993
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