登録情報
|
なかでも、「ドービニィの庭で」が私の一押し。ゴッホ最晩年の作品「ドービニィの庭」の絵に魅せられ、その風景を再現しようとする人たちの話。ゴッホの絵の色彩に浸食されていくような、眼前に絵がぐんぐん大きくなって迫ってくるような感覚に囚われた。
ゴッホの絵をモチーフにした作品では、デイヴィッド・マレルの「オレンジは苦悩、ブルーは狂気」(宮部みゆき編『贈る物語 Terror』光文社所収)が忘れがたいが、国内にもこんな逸品があったんとは。ネットで検索したゴッホのその絵をスクリーン上で眺めながら読み耽った時間は、至福のひとときだった。
初版限定ということで、著者検印が本の奥付に入っているのも嬉しい。
Laurel as Ophelia by Kim Stringfellow, 1989 とある装丁写真も、とても魅力的。
本書にこめた作者の思いが伝わってくる。
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|