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続 アメリカ医療の光と影
 
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続 アメリカ医療の光と影 [単行本]

李 啓充
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,310 通常配送無料 詳細
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登録情報

  • 単行本
  • 出版社: 医学書院 (2009/3/1)
  • ISBN-10: 4260007688
  • ISBN-13: 978-4260007689
  • 発売日: 2009/3/1
  • 商品の寸法: 18.4 x 13 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 317,457位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By neurologistsk VINE™ メンバー
形式:単行本
インフォームドコンセントの根底にあるのは自己決定権であり、患者=個人の権利の尊重である。
すなわち「家族にインフォームドコンセントを得た」というカルテによく見る文章はあり得ない。

アメリカで如何にこの自己決定権が確立されていったか、歴史的な事件について順を追って述べてある。
後半では保険の問題にも触れているが、失敗したアメリカを目標に市場原理に持ち込もうとしていた日本の滑稽さが良く述べられている。

パターナリズムから脱却した医療を目指す方の必携の書であろう。否、臨床医は全て一読すべき本である。
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By yukkiebeer #1殿堂 トップ50レビュアー
形式:単行本
 著者は京大医学部を卒業後、90年からアメリカで医学を研究し、現在は医事評論の分野で健筆をふるっている人物。今も米国ボストン在住であり、長年見つめてきたアメリカの医療の「光と影」をまとめた一冊です。

 2000年刊の正編は今となってはさすがに記述内容が少々古くなってしまっているのではないかと思って手にしていませんが、この続編は2009年刊と出版後まだ3年しか経過していませんので、今回読んでみた次第です。

 日本でも70年代に盛んに新聞報道されていたカレンさん事件以降の、延命治療中止をめぐる医療史から始まり、経口避妊薬ピルの開発と認可に向けた経緯、そしていまだに国民皆保険ではないアメリカの医療保険制度の闇など、日本人にとっても興味の尽きないアメリカ医療の課題を、大変分かりやすい文章で解説してくれています。

 Pro-life派による反中絶テロが一気に下火になった大きな理由のひとつが、9・11同時多発テロであったというのは大変興味深い話です。テロリズムに対する激しい嫌悪が高まり、たとえ胎児の命を守るという大義名分のもととはいえ、テロには違いない過激な反中絶運動から世論が離反していったというのです。

 そして著者がアメリカの現状を様々な角度でとらえることを通して真に訴えようとするのは、日本はアメリカの悪しき道をたどっているのではないかという大きな危機感です。
 医療保険の分野で「公」を減らして「民」を増やすというアメリカの制度の後追いをすれば、限られた日本国民しか十分な医療にアクセスできなくなるということを、著者は繰り返し主張します。著者の記すアメリカの貧しい医療保険制度の実情を見るにつけ、かりに日本がそちらの方向へと向かっているのであるのだとしたら、確かに底冷えのする恐ろしさを感じないではいられません。
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7 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本|Amazonが確認した購入
合理的、理論的に運営されている国はやはりたいしたものだという印象。

もちろん、アメリカには影の部分もある。しかし、こうやって合理的な方法を
さぐっていけば、いつかは克服できるんじゃないかという予感がある。

日本はなぜか合理的に進んでいかない。日本の医療は破綻寸前であるが、
実際破綻するところまでいかないと、道を変えようとする動きはでない
のだろう。

医療だけでなく、政治も同じ構造。国民としては寂しい。
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