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続・日本軍の小失敗の研究―未来を見すえる太平洋戦争文化人類学 (光人社NF文庫)
 
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続・日本軍の小失敗の研究―未来を見すえる太平洋戦争文化人類学 (光人社NF文庫) [文庫]

三野 正洋
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 730 通常配送無料 詳細
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続・日本軍の小失敗の研究―未来を見すえる太平洋戦争文化人類学 (光人社NF文庫) + 日本軍の小失敗の研究―現代に生かせる太平洋戦争の教訓 (光人社NF文庫)
合計価格: ¥ 1,460

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ベストセラー第2弾―現状を把握し、退潮の流れにある日本という国を食い止め、安定した豊かな国造りをはかる最善究極の方策は、過去の失敗の詳細、冷静な分析、評価にある。日本陸海軍の小失敗を解析し、さまざまな角度から考察をくわえた待望の一冊。日本人とアメリカ人の思考と行動の差異を浮き彫りにする。

内容(「MARC」データベースより)

豊かな国造りの最善の方策は、過去の失敗の詳細・冷静な分析・評価にある。日本陸海軍の小失敗を解析、様々な角度から考察を加えた話題の書き下ろし。日本と米国、日本人と米国人の思考から行動までの差異を浮き彫りにする。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

登録情報

  • 文庫: 285ページ
  • 出版社: 光人社; 新装版 (2005/08)
  • ISBN-10: 4769822707
  • ISBN-13: 978-4769822707
  • 発売日: 2005/08
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.4 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 江口哲学 トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:文庫|Amazonが確認した購入
前著日本軍の小失敗の研究―現代に生かせる太平洋戦争の教訓 (光人社NF文庫)と同じように、旧日本軍の犯した数々の小失敗が列挙されている。前著と異なるのは、最終章で自衛隊に言及し、いくつかの小失敗の可能性を指摘している点である。装甲兵員輸送車、予備戦力、船団護衛、海保との共同訓練、空中給油機、情報公開など。特に、「旧海軍と旧陸軍」の関係が「海自と海保」に引き継がれてしまったのは困ったものである。

野村克也監督の勝利の三条件が、旧陸軍の歩兵操典に書かれていたこととは全く逆であることなどからしても、旧日本軍の犯した小失敗から数多くの教訓を学びとれるはずである。旧日本軍の失敗を現代に生かすとするなら、失敗の本質―日本軍の組織論的研究 (中公文庫)よりも、よりミクロ面からそれを描いた日本軍の小失敗の研究―現代に生かせる太平洋戦争の教訓 (光人社NF文庫)及び本書を私はお薦めする。
このレビューは参考になりましたか?
10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
三野正洋氏は軍事評論家としても有名なので、「軍事オタク」のための本、あるいは「軍事オタク」の書いた本と思わないほうがいい。たしかに出版元は軍事関係書を多く出版している。しかし、旧日本帝国陸海軍の失敗と失敗に学ばない体質、硬直した組織、恣意的な意思決定プロセスを語ることを通じて見えてくるのは「組織論」だ。取り上げられている事例は現代のカイシャ、官僚組織の抱える病巣のありようにピッタリ重なる。これは、書店で軍事書ではなくビジネス書の書架に並べられるべき本だ。凡百のビジネス書を超えるビジネス書。ビジネスマン必読。(松本敏之)
このレビューは参考になりましたか?
By
形式:文庫
 
とてもではないが5つ星には値しません。

小失敗の研究,とあるのですが研究でなく ‘失敗事例の紹介’ に留まる内容です。

私自身は名著 ‘失敗の本質’ から流れて本書に出会ったのですが
とてもではないが同じ土俵には上げられないと思います。
後知恵・追究不足が随所に見られるからです。

たとえば筆者は,四発重爆をなぜ作らなかったのか?という提起をします。

(傑作機だった)二式大艇をベースにして進めていけばよかった
 胴体だけを新たに設計すればよい

などと断じておられるのですが…
そもそも二式大艇が実用に足る性能を発揮するかどうか?
ということは
ある程度機体の開発にメドが立たなければ分からない問題であって
そんなに待っていてはそもそも戦争に間に合っていない訳です。

深山・連山の開発が失敗する,ということが判明していて
かつ二式大艇がうまくいくということが予見されなければ成立しないロジックです。

それから筆者の提唱する ‘戦闘機の性能指数’ 。

上昇(加速)・速度・旋回性能を独自の指標で数値化し,
この数値を元に機体開発体制への批判が加えられるのですがよく見てみると。。。

馬力荷重・翼面馬力・翼面荷重(一部は逆数)を掛け合わせており
(馬力/重量)*(馬力/翼面積)/(翼面積/重量)これが約分されてしまうため最終的に
 →(馬力/重量)^2

となって実は,馬力荷重だけを強調する指標になってしまっています。

これで零戦の機体設計はどうの云々と語られても迫力がない訳です。

筆者の知識の広さには敬意を示したいと思いますが
せっかくの題材をもっともっと深く追究してほしいと惜しまれてなりません。
また,編集の方にはこのような誤謬を指摘する視点を持ってもらいたい。

全般には
戦争における失敗を題材に何かの話題を提供したり,
論文のネタを探している人には格好の資料にはなると思います。
ちょっとフォローになりますが
数値・データ等よく調べられており分かりやすい本であり
前書と異なって日本軍の優れていた部分・最終章に自衛隊への提案も述べられるなど
著者の善意・熱意も伝わってきます。
要するにカジりやすい本であると言えます。

ただし
もっと本格的に組織論を学ぼうとする人には勧められません。

現場・現物のリサーチが甘く,
机の上で考えた風・今の世にはびこる評論家風の内容に満ちており
残念ながらもっともっと他に良い本があると思うからです。
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