好評の「建築家が建てた幸福な家」の第2巻です。内容としては、タイトル通り、建築家の建てた家を、写真を文章で説明するものです。
ただ、類書と違うのは、「対象物件が、建築以来、20年以上、経過していること」「写真には、住人がくつろいでいる写真が、必ず、写っていること」です。
要は、単に、デザインが、モダンであったり奇抜なものを狙った住宅ではなく、長い間、住み継がれた家を掲載しているということです。従って、写真も、もちろん良いアングルで撮影されているのですが、その住宅の住み心地について語る住人の話を紹介した文章が興味深く、「家というのは、住人と共に成長するもんなんだ」と思わされました。
愛すべき住宅について語る住人に、自分も、「こんな素敵な家に住めたらなあ(もちろん、デザインがというわけではありません)」と、早く、家が欲しくなり、こちらまでが幸福な気持ちになる本でした。