大ヒットした前作「世界の日本人ジョーク集」の続編。
名前の通り、世界で話されている、日本人が登場するジョークを集めた本です。
エスニック・ジョークでは、ステレオタイプの国民性が描写されるのが基本ですが
2006年はじめに出版された前作に比べ、
日本人=お金持ちというイメージは薄れているようで、不況を扱ったものも登場しています。
でも技術先進国、真面目で勤勉といったイメージは健在のようで
ちょっと嬉しかったです。
ジョーク集の収集元は、前作と同様、欧米が中心という印象で、
欧米の登場回数はもちろん多いですが
中国の登場回数が増えているように感じました。
これも近年の、世界での存在感が影響している証なのだとすれば
ジョークに日本が上がらなくなる時こそが、残念なのかもしれません。
そもそもこのジョーク集に収められている「日本人」観はけっして悪いものではなく
これが世界から見た「日本」のかたちなのだとすれば、嬉しいと思いました。
メジャーなジョークが集められていた前作は、既存のものが多かったのですが
今回のジョークは知らないものが多く、楽しかったです。
ただ今回は、太平洋戦争などデリケートな問題が俎上にあがっていて、緊張しました。