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14 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
日本人が"名脇役"のジョークが結構多い。最近の日本人のイメージは変わってきた?,
By
レビュー対象商品: 続・世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ) (新書)
本書は「世界の日本人ジョーク集」の続編です。今回も面白く読めました。前作同様、各国の人との比較で論じられるジョークが多いのですが、日本人が"オチ"になるケースは実は多くないですね。("ターゲット"は他国民である場合が多いです) また、幾つか知っているジョークがあったのですが、そこでは"ユダヤ人"であるべきところが"日本人"に置き換わっていたりしました。(→ 眼鏡屋の話・高級車を担保にお金を借りる話は、「頭がよくなるユダヤ人ジョーク集」か「世界がわかるアメリカ・ジョーク集」で見かけたユダヤ人ネタを日本人に置き換えたモノです)
外国から見て、最近の日本人のイメージは少し変わりつつあるのかもしれませんね。日本人が旧来の"典型的日本人像"(固定観念)を抱きがちなのかも? この辺りの「日本人像」の国内外のギャップについては「ニッポン人はホントに「世界の嫌われ者」なのか?」にも書かれていて、日本人はもっと自尊心(self-esteem)を持って良いんじゃない、と論じられています。ヘンに卑屈になる必要はなさそうです。(どっかの国の人のように傲慢になる必要はありませんが) 著者には「世界反米ジョーク集」の続編を期待したいところです。某「史上最低の大統領」ネタから金融恐慌ネタまで、今が旬というネタが結構あるんじゃないかな? (多分、本書の日本人ジョークに比べれば辛辣なものが多いんじゃないかなぁと)
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
新しい「日本人」のカタチ,
By 九月 - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 続・世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ) (新書)
大ヒットした前作「世界の日本人ジョーク集」の続編。
名前の通り、世界で話されている、日本人が登場するジョークを集めた本です。 エスニック・ジョークでは、ステレオタイプの国民性が描写されるのが基本ですが 2006年はじめに出版された前作に比べ、 日本人=お金持ちというイメージは薄れているようで、不況を扱ったものも登場しています。 でも技術先進国、真面目で勤勉といったイメージは健在のようで ちょっと嬉しかったです。 ジョーク集の収集元は、前作と同様、欧米が中心という印象で、 欧米の登場回数はもちろん多いですが 中国の登場回数が増えているように感じました。 これも近年の、世界での存在感が影響している証なのだとすれば ジョークに日本が上がらなくなる時こそが、残念なのかもしれません。 そもそもこのジョーク集に収められている「日本人」観はけっして悪いものではなく これが世界から見た「日本」のかたちなのだとすれば、嬉しいと思いました。 メジャーなジョークが集められていた前作は、既存のものが多かったのですが 今回のジョークは知らないものが多く、楽しかったです。 ただ今回は、太平洋戦争などデリケートな問題が俎上にあがっていて、緊張しました。
10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
笑うならこっちの本だろう。,
By nh (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 続・世界の日本人ジョーク集 (中公新書ラクレ) (新書)
映画に限らず、シリーズ2というものは、前作より劣ると思っていた方がいい。
というもっともらしいことをきいたことがあるが、 映画の場合、2の方が面白いと思っている。映画通の人とは、ぼくはどうも価値観をともにできないのかも知れない。 これが本の場合は、納得することが多いのだ。 というのは、本の第2作は、作者の力量にかかるので、1作目で全力を尽くしていれば、2がネタ切れになるのはやむを得ないだろう。 映画の場合は、たくさんの人の共同作業なので、ネタ切れになることは少ないのだろう。 さて、「世界の日本人ジョーク集」はどうだろう! というと、これがまた、甲乙つけがたい出来の良さなのだった。 1作目は、世界を意識した日本文化の紹介本(つまり、ジョーク集を名乗っただけで実際は比較文化論)だったのだが、そのテーマではネタ切れというか、ネタバレするだけだろう。 でも、どんな感じでこれに挑戦するのだろう!と、よこしまな期待を持って読んでみたのだが。 早坂さんは恐るべき人なのであった。 2作目は、テーマをきっちり、ジョーク集に戻している(というかこれでこそ真っ向勝負)のだった。 それとも、ジョーク集というものは、聞き慣れているものは、それだけで陳腐化しているんだろうか! こっちの本なら、くすり・にやりとできるのだ。
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