本書はいわゆる業界解説本ではないです。基本的にはパチンコ業界を俯瞰的に見、日本へのカジノ導入論議も含めてパチンコ業界がどうしていけばよいのか?という提起をしているもので、この業界の問題点や将来にわたる課題などをひとしきり理解するにはストレスなく読める本です。
パチンコをギャンブル(ゲーミング)という視点からどう捉えるのか、その観点において世界標準的なギャンブル(ゲーミング)との相違や、なぜパチンコ機は世界的なギャンブルマシンとして通用しないのか、などが一通りわかりました。(確かにこれだけ実質的なギャンブル機があって他国のカジノではまったく見かけないのは不思議でした)
パチンコ業界の将来についても提言がされていて、若干業界外の人にはその知識がない故に理解が難しいし辛いところもありますが、筆者のパチンコ業界への想いと愛着は十分伝わってきます。なるほどと思うこと多々ありました。
パチンコ業界を扱う書籍ではいわゆる暴露本的なものが多い中、一種違った視点である意味まじめに書かれている本だと思いますし、世界中のカジノの状況なども書かれていて、カジノなどをちょいと理解するにも役に立つかもしれません。