本作を純粋に脚本、すなわち文芸作品と捉えるならば、例えば三島由紀夫氏の諸作との比較では、☆は3つしか付けることができません。 これは、きっと瞬火さんご本人も納得してくださると思います。
しかし、ミュージシャンが初めて挑んだ作品としては極めて質が高いと思います。 扱っていらっしゃるテーマも大変な深みを持ち<得る>ものです。 瞬火さんには今後もミュージシャンとしての活動を命尽くるまで(!)続けて頂きたいと思いますが、またいつか、どこかのタイミングで、再び脚本や小説などに腰を据えて挑んで頂き、作家としての才能も開花させてたいと感じました。
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CD『鬼子母神』の神髄には、やはりこちらを読まなければ近づけないように思います。
“母性”=人間の利己主義性が生みだす愚かさ、苦しみ、そして哀しみ。 “村人”=一般大衆が“鬼”を求め、自らの罪や業をそれに擦り付けようとするのいつの世も変わりありません。