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絶望男 46歳、ニート、障がい者の人生
 
 

絶望男 46歳、ニート、障がい者の人生 [単行本(ソフトカバー)]

白井勝美
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

アル中でDVの父、新興宗教に走る身障者の母、
学校・職場でのいじめ・孤立・自殺未遂、
そんな家庭・社会を生きぬいた中年ニートの、
ただ一つの表現手段は「書く」ことだった……。

絶望、どん底、それでも俺は、生きている

雨宮処凛VS白井勝美対談 収録!

内容(「BOOK」データベースより)

聴覚障がいでアルコール中毒の父と、半身と左手が不自由で、新興宗教を信仰している母という家庭環境で育ち、いじめ、不登校、リストカット、自殺未遂、うつ病、ひきこもり、家庭内暴力、薬物中毒、対人恐怖症、精神障がい…。そんな生き地獄のような家庭・学校・職場・生活の情景を、文字通り肉を割くように描き切る。今も生きづらさを抱えながら日々生きている、一人の男の事実の物語。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 157ページ
  • 出版社: サンクチュアリパプリッシング (2008/1/30)
  • ISBN-10: 4861134110
  • ISBN-13: 978-4861134111
  • 発売日: 2008/1/30
  • 商品の寸法: 18.8 x 13 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 268,103位 (本のベストセラーを見る)
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46 人中、37人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mahora
形式:単行本(ソフトカバー)
聴覚障がい者でアル中の父親と、半身と左手が不自由で、新興宗教にはまった母親と言う家庭環境で育ち、貧困によるいじめ・不登校・リストカット・自殺未遂・うつ病・ひきこもり・家庭内暴力・薬物中毒・精神障がい……
まるで、この世の理不尽と不条理の掃き溜めのように、不幸と哀しみのすべてを引きうけた46歳、ニート、障がい者自身が綴った生きざまの記録本です。

正直、読んでいて、とても息苦しくなります。
決して楽しい本ではありません。どうしてだろうか?

それは、この白井勝美の歩んだ人生はレアなケースではなく、いつ誰にでも起こりえることだからです。
これを所詮、コミュニケーション能力の低い、社会からはじき出されたハグレ者の戯言と、他人事のように言い切れる人はかなりのノー天気です。

でも、苦しい現実から逃げず、絶望の中にあっても必死に叫び続け、求め続け、動き続け、生き続ける筆者。
そして、自らの存在自体が、希望そのものに変わっていく。

白井を世に送り出したNPOコトバノアトリエが目指す…すべての若者が、家庭の経済力に関係なく、就きたい仕事に就くための教育を受けられる社会の実現…
買って、読んで、薦め、広めることで支援できます。
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43 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
メディアにニートと呼ばれる者たちが登場するたびに、私は違和感を感じていた。
仕事も無く学習することも無い。
確かに彼らの多くは搾取され、心に深い傷を負っている。
しかし、彼らは若い。まだ立ち直れる。そこには絶望と共に確実な希望があった。

白井勝美もまた、ニートの一人だ。
しかし、彼は46歳の障害者。その過去は重く、未来もまた暗い。
(何せ、出版直前に一家の大黒柱である弟がガンに倒れているのだ)
一般の「ニート」よりも更に深い絶望。
そこに希望があるとしたら「書く」ということだけだった。

白井勝美と同じ立場の、あるいはより苦しい立場の者はこの世界にたくさんいる。
私たちはこれを機に、彼らの言葉に耳を傾けるべきなのかもしれない。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
絶望男本人である白井勝美の生い立ちと、雨宮処凛との対談の二部構成である。
前者では、白井勝美自身の壮絶な家庭環境や生活が、惜しげもなく生々と綴られており、感情的な文章がとても心にくる。
確かに、白井のような立場や環境に置かれている人は、日本には沢山いるかもしれないが、ここまでありのままに生々しく公開しているような本はないし、そもそも、なかなか他人には打ち明けられないものである。
本書で特に重要なことの一つに、精神障がい者についての白井の主張である。
本書でも述べられているように、身体障がい者と精神障がい者について、身体のほうは目に見えるという点で分かり易いため、社会的に認められている傾向にあるが、精神障がい者は、目に見えず、医学的にも未発達な部分が多いため、なかなか認められないという点が問題であるということを、改めて認識できる。
対談でも述べられているように、障がい者のイメージが身体障がい者に偏っており(例えば乙武洋匡氏であったり、ホーキング青山氏であったり・・)、精神障がい者は、身体障がい者の症状とは全くの別物という点を踏まえたうえで、同じ障害者であることに変わりはないという認識を多くの人が持つようにすべきであるということを、本書を読んで強く感じた。
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