本シリーズはバブル後期に登場した異色恋愛マンガ
『Bバージン』の作者山田玲司が、様々な「その道の達人」たちに
インタヴューを試みるマンガ対談集である。
対談のポイントは概ね、達人たちが
1.どうやって生きてきたのか、というルーツ探しに始まり
2.今後この現代を生き抜く指針を聞き出す
というパターンで進んでいく。
本八巻からはいよいよこのシリーズも第二部に入る。
この巻の特徴としては「スピリチュアル」の一言に尽きるだろう。
奇しくも右傾化するアメリカに在住するエリコ・ロウとオノ・ヨーコ、
この二人との対談が最も力が入っている。
ただ有名人に会うだけというきらいもあった連載当初に比し、
テーマは強く「不可視的なもの」や「集団的無意識」に傾き、
あとがきはお伊勢参りときた。
どこへ行ってしまうのだ、山田玲司!!