という訳で、フェザーの正体がほぼ明らかにされた巻であったかと思います。まあ「誰か」ということでなく、「どういう存在か」というそれが明確にされたというのが正確なところですが。仮の顔に薫の成長したそれを使っていることで、ほぼバレている気がしないでもないですが。それにしても、フェザーがまさか鳥の形で固定化されるとは思わなかったわ―。
今巻では薫が皆本への想いからくる「自分を変える」という自覚と決意、これをしていたのが印象に残りました。今のままでは「あの未来」へ一直線、それを変えるにはフェザーの行動のみならずやはり当の「破壊の女王」たる薫自身の努力も必要なんでしょうね。
しかしまあ、賢木がイキイキとしてるなと毎度のことながら思います。今巻だってフェザーメインの話ばかりの筈なのに、賢木の諸々のアレな行動ばかりが印象に残っているってどういうことなの・・・・・・。萌えキャラの女の子だけでなく、むさいながらもちゃんとした大人の男が活躍しているのを見るのは、嫌いではないですけどね。
ファントム・ドーターにフェザーが告げたことが彼女の心で波紋を呼ぶ中、兵部がとうとう彼女の正体にと気付いてしまって――!これは風雲急な展開の予感、親しい者から見知らぬ者まで「全部守ってみせる」という思いを募らせる薫はその通りにと出来るのか?次巻もまた、楽しみに待ちたいと思います。