遂にというか薫が皆本への"大好きな気持ち(=恋心)"の自覚を持つにいたり、そこから薫が以前にも増して俄然可愛くなりました。ええ、それはもうヤバイくらいに。
髪を後ろで纏めたそれも、いちいち皆本を意識してしまうところも、思考が何を見ても考えてもソレ的なものにと流れてしまうところも−−いい!
チルドレンの残り2人もでもその方面については、そんな薫に負けず劣らずといった按配ではありますけどね。牽制、姦計、からめ手におねだりに何よりその愛くるしい容姿を最大の武器に、まあ皆本に迫る迫る−−!SUPPLEMENTでもそうでしたが、今巻では「女の怖さ」を感じさせる描写が多かった気がします。男女関係の学力が圧倒的に足りない皆本、この先も苦労しそうね……。
今巻では新キャラの宇津美がなかなかにいいキャラをしていたのが、読後印象に残りました。あと、皆本と薫の絡みのニヤニヤ具合−−って、これはもう言わずもがなですか。すっかり定番になりつつありますし。それとパンドラのエスパーの子供達が、劇中の微笑ましさからより好きになりましたです。最後にパティ、彼女は正にオタクの鑑です!
ファントム・ドーター「達」が色々と画策し、パンドラはフェイクを薫にかまし、バベルは内部に問題を抱えていてと、世界情勢は確実に変わっていっています−−「あの未来」へと向かって。結構本気で桐壺局長の「例の案」を今の日本で実行して欲しいなあとか思いつつ、最初から最後までとばしていた、面白かった今巻の勢いを次巻でもまた味わえることを期待し待とうと思います。