法律や政治を知らない公務員や政治家向けに、若手キャリア官僚の著者が書いたこの本は、霞ヶ関の中央省庁でハードなしごきの中で身につけた法令作成や議会対策、公務員の仕事の仕方など、地方の出先機関の私にもすごく参考になる内容でした。林さんは、いままで官僚が技術官僚や地方公務員に対して特権的な地位を保つために法令技術をあえて、マニュアル化せずに秘伝にしてきた。そのことが霞ヶ関支配を助長したと、だからあえて秘伝をマニュアルにしたのだ。と言っていますがまさにその通りだと思いました。こうした著者の努力が霞ヶ関の中央省庁の独裁を打ち破り、真の地方分権につながる突破口になることを強く望んでいます。
文体も、軽い感じでとても読みやすい本でした。おすすめです。