教科書的なプロジェクトマネジメントの手法解説がメイン。
大企業に勤務されていただけあり、個々の手法については
詳しく解説されている。
しかし、この本に書かれている通りに管理を進めれば
書名通り「絶対に進捗が遅れない」かというと、それは
疑問である。
本書の手法は、金融システムなどの大規模で、かつ
開発手法が古典的であれば有効かもしれないが、
現代の多くのプロジェクトマネージャが直面している
短納期・低予算下のプロジェクトには役に立たない。
PMOのあり方・関与の仕方、プログラムマネジメントの
手法、アジャイルプロジェクトマネジメントについて
まで言及しなければ、現代の開発プロジェクトには
対応できない。
初心者が基本を詳しく勉強するのには向いていると
思われる。