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絵画の発明―ジョルジョーネ「嵐」解読
 
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絵画の発明―ジョルジョーネ「嵐」解読 [単行本]

サルヴァトーレ セッティス , 小佐野 重利 , 足達 薫 , 石井 元章
5つ星のうち 1.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
価格: ¥ 3,150 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ルネサンス期のもっとも謎めいた絵画とされるジョルジョーネ(1476/78‐1510年)の嵐。前景に裸婦と乳児、青年。川の流れに橋が架かり、その先に町。空に稲妻が光り、嵐の近づく気配―。はたしてこの絵の主題は何なのか?本書は、その解読を通して、ルネサンス文化をになった人々の時代背景を再現し、その精神世界を明らかにする。図像解釈学、神話学、歴史学、社会史を駆使する本書は「推理小説のように面白い」とされ、美術史に多大な影響を与えた。戦後イタリア発のみずみずしい知を代表する著者の主著を、待望の初邦訳。

内容(「MARC」データベースより)

作品解釈における「ゲームの規則」とは何か。一枚の絵から隠された歴史の深層に降り立つ、イタリア美術史学の豊潤な果実。ルネサンス最大の謎であるジョルジョーネの絵画「嵐」をパズルのように解く。

登録情報

  • 単行本: 305ページ
  • 出版社: 晶文社 (2002/11/1)
  • ISBN-10: 4794923910
  • ISBN-13: 978-4794923912
  • 発売日: 2002/11/1
  • 商品の寸法: 21 x 15.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 1.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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16 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 1.0 未・解読, 2005/4/23
レビュー対象商品: 絵画の発明―ジョルジョーネ「嵐」解読 (単行本)
 本書の大部分は今までの解釈や絵の成立背景など絵にまつわる周辺事情の解説であり、謎の解明は結局満足にはなされない。

 セッティスは主題を隠すのがジョルジョーネの意図だと言う。だがよく見ると、確かに右の女性は幼子を隠しているが、兵士が見ているのは隠すことによって露わになってしまっている彼女の裸体である事が解る。この絵の主題は隠されているわけではなくて、隠すこと自体が主題として露わになっているのである。『嵐』の特徴は、知と無知の絡み合いに巻き込まれ、隠すことによって露わになるという仕組みに鑑賞者が一枚噛まされてしまう事である。これらの事が明らかにされた現在、本書はやがて読まれなくなる本であろう。

 またこの絵とティツィアーノの『聖愛と俗愛』の関係についても語られない。『嵐』-『聖愛と俗愛』-『バッコスとアリアドネ』が一連をなす絵画であることは明らかであり、この考察が絵の謎解きには不可欠であるのに。

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