このシリーズ全体に通して言えることだが・・・・・
はっきり言う、これは「タイトル詐欺」だ
「絵本からうまれたおいしいレシピ」と銘打ってある以上、
手に取る人は「あのころ読んだ絵本に載っていた料理やお菓子が再現してあるもの」と期待するだろう
しかし、実際は半分以上著者のオリジナルだ。この本は特にそれが顕著である
アレンジが多すぎる。レシピが載ってないもの、あるいは全体像が不明なものならそれも仕方ないだろう
しかし、はっきりイラストがあり、判るものですらそれだ
ホットケーキをスポンジ風にアレンジするのはまだ可愛いほうで、
「14ひきのかぼちゃ」のかぼちゃパイは勝手に形は変えるわ乗ってもいないアイスをのせるわ、
「きょうのおべんとうなんだろな」のお弁当は、絵本のものとは似ても似つかない完全オリジナル、
「ぐるりかぜ」に至っては「イメージで」ロールケーキ。絵本には出ていない
果ては絵本とは関係ない「完全オリジナル料理」が何故あんなに載っているのか
肯定的な見方をすれば、これは「親と子で作るレシピ本」だから、本格的な再現より、作りやすさを重視したのかもしれない
しかし、「絵本の料理」を期待している者からすれば、「絵本」という名の「ブランド」の力を借りて自分のレシピを売り出しているようにしか見えない
それだけ再現率は低いと言わざるを得ない。いまさらだが、わざわざお金を出して買うまでもなかった
漫画やアニメ、童話や物語に登場する料理の再現本は数多くあるが、これは正直残念すぎる内容だった