「子どもは感情的に怒らず、理由を説明しましょう」って育児本に書いてある。でもうちの子は何度も冷静に言ったって聞いてくれない。結局毎日怒鳴ってばっかりでうんざり。
NHKで、働く母親のためのビジネスを展開する会社を取り上げている中に、母子の間に入ってくれる人を派遣する、というのがあった。利用者である母親が「忙しい中で子どもと喧嘩してお互いストレスがたまらないように、間に入ってくれるのがありがたい」と話していた。……でも、それで真剣に子どもと向き合っていることになるの?と、見ていて疑問を感じた。
というように、どうやっていいのか迷っているときに読んだ。小島慶子さんは同世代の働くママとしていろんな質問を養老先生にぶつけている。先生からはユーモアがありながら鋭い答えが返ってきたり、はぐらかされたり。「子どもは自然、子育ては手入れ」など、すごくわかりやすく話されていて、子育てはもちろん、これからの自分や社会についても考えさせてくれた。
結局、あとがきのタイトルのように、「自然体で、真剣に子どもと向き合えば大丈夫」というか、そうするしかないと思った。そして、小島さんのあとがきに泣けた。