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絲的炊事記 豚キムチにジンクスはあるのか (講談社文庫)
 
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絲的炊事記 豚キムチにジンクスはあるのか (講談社文庫) [文庫]

絲山 秋子
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

群馬県高崎市在住、一人暮らし作家の泣くに泣けない自炊生活・・・。雑誌『Hanako』連載中から話題の、あまりにも過酷な(!?)おいしい生活が一冊にまとまりました。ちょっとした思いつきに翻弄され、試作を重ねる著者の日常を味わってください。「他人の失敗は密の味」と著者も本書で書いていますが、失敗と成功の繰り返しがスリリングに楽しめるエッセイ集。加えて、簡単でおいしいレシピも探せます!! --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

真冬に冷やし中華に挑戦して惨敗し、締切と格闘しながら、満腹になれる丼を五連発で作る。さらにはあまり食べないエスニック料理の食材を集めて悪戦苦闘、そしてオリジナルの豚キムチに舌鼓を打つ。群馬県高崎市在住、一人暮らしの著者による試作に試作を重ねた毎日。時に切なく時に笑える傑作料理エッセイ。

登録情報

  • 文庫: 192ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/1/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062768658
  • ISBN-13: 978-4062768658
  • 発売日: 2011/1/14
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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By kokodokodoko! トップ1000レビュアー
形式:単行本
群馬県の空っ風の中,一人暮らしを続ける絲山秋子氏の
「作った 食った」
の記録です。

出てくるのは旨いというものばかりではありません。
絲山さんのサービス精神はとどまる所を知らず,
真冬に冷やし中華を食べてみる や ナポリタンのようなものの食べ方バリエーション(餃子行き) まで,あたかも実験の様相を呈します。
それがまた,家庭持ちではない,そして男の料理ではない面白みを醸し出します。

最後の父の味の話は心にしみる1編。
父娘は娘が30過ぎてからぐっと味わいを増しますね。
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 いやー、おかしかった。さんざん笑いました。
 これってエッセイ、なんだよね?でも、とてもエッセイとは思えない。絲山秋子の小説と全く同じテンションで、通して読むと小説一本読んだような感じです。
 そもそも絲山さんの小説って、ものすごい細かくて手間ひまのかかる仕込みをした肉と野菜を、何日間もアクをすくいながらコトコト煮込んで、秘伝の味付けをほどこしたのちに、沢山あった具をぜーんぶ濾してしまってできあがった、透明なスープ、味に一切の隙がなく無駄もない……って感じでしょ。このエッセイも同様で、書き流した感じはなくて、計算され尽くしている(タイトルの、ただ炒めただけで美味しい豚キムチ、とはまさに正反対)……のに。文中でつくられている料理は、すーっごくテキトーで手間がかかってない。そのギャップに大笑いなんだよね。市販のイカ墨ソースに残った餅入れてみたり、ポトフを大量につくりすぎてうんざりしたり、素麺が余りすぎてドライカレー素麺つくったけど、「ごはん、ください」な気分で泣きそうになったり。もうめちゃくちゃ。大爆笑です。出てくる料理、つくりたくはないけど。しいていえば47ページの鶏丼か?ごはんに千切りレタスと煮た鶏と煮卵とその煮汁とマヨネーズ少々。でも、このレシピどおりだと、鶏冷めてるし(笑)。まあ、何をつくっても酒のつまみみたいになってしまうところには、親近感、感じるが(苦笑)。
 よしながふみの「きのう何食べた?」と金井美恵子の「待つこと、忘れること?」はキッチンに置くけど、この本は置きません。でも、別の意味で美味しかった(爆笑)。もちろん笑えるだけでなくて、ふいに虚しくなったり悲しくなったりせつなくなったりするところは、もう、本当に小説並の美味しさです。ごちそうさまでした。
 
このレビューは参考になりましたか?
8 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By うろ
形式:単行本
大大大絲山ファンとしては、Hanako連載中から
単行本化を待ち望んでた『絲的炊事記』。
何せHanako毎号なんて買うわけないし、
早くまとめて読みたい!と思ってた。

よ〜やく読めました。
改めて読み返してみると、
どうして掲載媒体がよりによってHanakoだったのか
理解に苦しんでしまう、抱腹絶倒の食い物実験エッセイ。

いつもながら、絲山節とでも言おうか、
絲山秋子の男らしさが炸裂しております。
げらげら笑いながら読みました。
レシピも、ほぼ全て酒飲み仕様。
おいしそうなものあり、
決してマネしたくないものあり。
(冬は絶対に冷やし中華を食べてはいけない、と勉強になりました)

どうでもいいけど、本誌掲載中は
挿絵に使われてる絲山画伯の脱力系な色紙のプレゼントが
欲しいなーと思ってたんだけど、
今見直してみると、いくら絲山秋子が好きでも、別に要らないな。
と、冷静に感じました。

しかしさぁ、エッセイもいいけど、
早く新作読みたいよ、イトヤマセンセ〜!
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