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統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか? (光文社新書)
 
 

統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか? (光文社新書) [新書]

門倉 貴史
5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (39件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 777 通常配送無料 詳細
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統計数字を疑う なぜ実感とズレるのか? (光文社新書) + 「社会調査」のウソ―リサーチ・リテラシーのすすめ (文春新書)
合計価格: ¥ 1,502

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

政府や民間の調査会社など様々な機関が発表する統計は、私たちが経済や社会の動きを数字で把握するのに、とても便利なものである。しかし、世の中に氾濫するたくさんの統計を正確に読みこなすことは容易ではない。「積極的な人」、「大人しい人」、「怒りやすい人」、「泣きやすい人」、「せっかちな人」、「のんきな人」など、人間一人一人が独特の性格や行動パターンを持っているのと同じように、ひとつひとつの統計も、「上振れしやすい統計」、「下振れしやすい統計」、「変動の大きい統計」、「変動の小さい統計」など、独特のクセや動きのパターンを持っているのだ。具体的事例で統計センスを身につける本。

内容(「MARC」データベースより)

56ヵ月連続で景気が上向き? 有効求人倍率は1.07倍? 普段目にする様々な経済・社会統計を紹介しながら、統計の裏側に隠れて浮かび上がってこない真実を明らかにする。具体的事例で統計センスが身につく一冊。

登録情報

  • 新書: 280ページ
  • 出版社: 光文社 (2006/10/17)
  • ISBN-10: 433403375X
  • ISBN-13: 978-4334033750
  • 発売日: 2006/10/17
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.7  レビューをすべて見る (39件のカスタマーレビュー)
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28 人中、24人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ゴルゴ十三 殿堂入りレビュアー トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
ニュースで現れる統計数字(平均○○、○○の経済効果は○億円 etc.)を鵜呑みにするのでなく、「この数字はどういう前提があってはじき出されたものか?」ということを分かり易く教えてくれる一冊です。例えば経済効果の話では「○○というイベントが起きたとき、それが誘引するプラス効果だけでなくマイナス効果も含めて総括しないと、実感に伴わない馬鹿デカイ数字しか出ませんょ」ということが良く分かります。平均にまつわる話として「豊かさ指標」の事例を読むと、目標管理制度(MBO)に基づく人事評価(変な加重平均)の持つ危うい側面も見えてきます。つまり、数字だけを見て判断するのでなく、その数字の出し方(「何が考慮されて、何が考慮されてないか? それらの間でどういう干渉(トレードオフ、フィードバック)があるか?」という複眼思考/システム思考)の重要性が具体例を通じて良く分かります。また、2つの数量の間の「相関関係」の見方についても具体例を通じて認識が深まります。

(これらの思考法の入門書としては「知的複眼思考法」(苅谷 剛彦 著)、「システム・シンキング入門」(西村 行功 著)がオススメです)

しかし一方で、「地下経済の大きさ」のように、数字では見えないものを数字化する努力(見える化)も必要なわけです。そういうときは「シカゴにはピアノ調律師は何人いるか?」というような「フェルミ推定的な思考法」も必要になってくるわけです。(このような「数量化」の話題に関しては「数字オンチの諸君!」(パウロス 著)、「ザ・プロフィット」(スライウォツキー 著)が面白いかもしれません)

このように「数字に関する感受性」を高めるのに役立つ一冊でしょう。
このレビューは参考になりましたか?
22 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By mfhty トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 本書は、統計や経済の分析において正しい見方をするための視点を、数多く提供している。

(1)通説を疑う視点

 たとえば、「割れ窓理論による対策によって犯罪が減少した」「検挙率が低下しているのは日本の治安が低下している証拠」「日本のデフレは中国からの安価な製品輸入が原因」などの通説が正しいかを検証している。また、最近、はやりの経済波及効果がどの程度の有効性をもっているかをしっかりと解説している。

 通説を鵜呑みにしてはいけないことに改めて気付かされるとともに、その検証手法がとても参考になる。

(2)統計の解説が簡潔・ていねい

 GDP、消費者物価、DI・CIなど経済分析によく使う統計について、データをみる際に注意すべき点が、豊富な実例をまじえて書かれている。「消費者物価指数は上振れする傾向がある」「毎月勤労統計はサンプル入替時のぶれに気をつける必要がある」のように統計のクセが指摘されており、経済分析の際の参考になる。また、説明にあたって、各統計の作成方法を簡潔にわかりやすく説明している。

(3)分析手法をかいまみることができる

 平均値のようによくとりあげられるテーマも記述されているが、その他にも、因果性テストやダミー変数を使ったテスト、調査対象の違う類似統計との比較などの分析手法を、かいまみることができる。もちろん、個々の分析手法の詳細が記述されているわけではなく、読者が実際に分析手法を会得するためには他の専門書をみる必要があるが、「どんなときにどの手法を使うか」というアウトラインは知ることができる。

 以上のとおり、本書はさまざまな観点から有益で興味深い本。経済分析や統計分析をする人にとっては一読の価値があると思う。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、20人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ハルナ VINE™ メンバー
形式:新書
本書で述べられていることを要約すれば、統計の中でも「政府発表の経済統計」に限定し、これにはサンプリングや比較対象の選定にバイアスや大きな誤差が含まれているので、マスコミを含めて世論がミスリードされてしまうことが大いにあり得る、という事。暴力団や犯罪組織が絡むアンダーグラウンド・マネーをGDPに含めるべき、との主張もなされている(定量化できないアングラマネーをGDPに含めたとたん、そのGDPは今以上に信用性が低下することになりはしないだろうか?)。著者の主張は別にして、統計を実務で行う人間が、そのようなバイアスや不正確さをいかにして排除するのか、疑われない統計を行う具体的方策が述べられているわけではない(ただし、第二章で偏相関係数について言及されている)。あくまで、政府発表の経済統計について、豊富な事例を交えながら、大本営発表を疑っているのみ。
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最近のカスタマーレビュー
もう少し深堀りしてほしかった
面白かったが、満足な水準に少し届かなかった本。

もう一歩深堀りしてほしいところで、サラッと次の話題へ移ってしまう。その繰り返し。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: yu-ki
おもしろいですね
世の中の統計は絶対なのか?
というスタンスで書かれていると感じました

何の事前の知識がなくても読める本でした... 続きを読む
投稿日: 2010/5/12 投稿者: しま
最初に薦められた本
私が経済学部に入学した時、父から贈られた本です。社会科学に使われる、統計数字の意味だ... 続きを読む
投稿日: 2009/7/7 投稿者: 真紀
精選された事例の数々
様々な事例をあげつつ一部の統計の、現実とのズレが生じる、そのからくりを明かしてくれる本。ここに載ってるのは応用の効く、重要な例ばかりなので、繰り返し読むことでかな... 続きを読む
投稿日: 2009/1/20 投稿者: RYSK
統計を使いこなすには
ロングセラーです。
統計の読み方を実例を豊富に引用しながら説明しています。... 続きを読む
投稿日: 2008/11/8 投稿者: いせむし
景気下降局面の報道って半年遅れだよね?、と思う方に
景況感って、良くなるトキは遅く・悪くなるトキは速く感じるのはなぜ?、とか、統計数値っていつも実態をあらわしてくれないよね?、と思い、本書を手にしました。続きを読む
投稿日: 2008/10/24 投稿者: keroko
本書などによって知識を仕入れるしかない分野
例えば、厚労省が発表する平均初婚年齢は提出された婚姻届を元に算出されるので、生涯未婚の人のことは考慮されない。そのため、我々の実感と乖離したデータになってしまうと... 続きを読む
投稿日: 2008/5/7 投稿者: 江口哲学
統計数字のマジックを解明
様々な、私たちが当然と思っている統計の不安定要因を解説している書である。... 続きを読む
投稿日: 2007/11/26 投稿者: ろんめる
この作者自体の統計の扱い方に疑問が?
まえがきにおいて、交通事故の死者数に関する統計の例を挙げて統計のウソの実例のように紹介していますが、この扱い自体に、作者による統計の恣意的な解釈の例がみられます。... 続きを読む
投稿日: 2007/6/10 投稿者: ドンちゃん
著者の実体験に裏打ちされた経済統計解説
よくある「統計の常識を疑う」系の書籍だが、実際に経済予測等に携わった著者の経験が多分に反映されており、とりわけ第3章でのシンクタンクが試算する経済効果の胡散臭さや... 続きを読む
投稿日: 2007/6/4 投稿者: tonny_
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