アメリカのとある大学院で統計力学の授業を取っていた大学院生と雑談しました。
講義ではエルゴード性を統計力学の基礎として扱っていたようです。
本書で学んだことから、力学のエルゴード性は統計力学の基礎と全く無関係なこと、
物理的にも数学的にも的をはずしていることを力説しました。
「君は統計力学を使用するのに宇宙年齢をはるかに超えた時間平均を取ってるの?」
彼は僕の意見(というか本書の受け売りですが)に納得し、感動していました。
と、同時に彼の取った講義についても憤っていました。
「ところで、その教科書は英訳はないのかい?」
僕も英訳を希望します。人類の文化的発展に貢献してください、著者様。
世界の見方が変わる一冊(二冊?)です。