◎復興財源をどうするか? デフレ・円高をどう抑えるか? 野田首相、安住財務大臣、白川日銀総裁必読!
◎「統計数字はウソをつかない」とよくいわれます。逆に「統計数字にダマされるな」ともいわれます。一体どちらが本当なのでしょうか。私の経験では、「統計数字はウソをつかないが、それを使う人はよくウソをつく」です。
本書では、この私の経験を踏まえた上で、正しいデータ解析方法や統計のウソを見破る方法を、具体例を挙げて解説します。
例えば、データの解析方法がわかれば、日本銀行がデフレターゲット政策をとっていること(物価政策目標が、実質的に−1%〜0%になっている)がわかります。
----シンプル・ロジカル思考、バランスシート思考に続く、タカハシ先生の問題解決ツール第3弾!
【本文より】
私が絶対値での説明にこだわるのは、数字の発表にトリックを施すのは非常に簡単だからです。
経済統計を含め、さまざまな場面で伸び率という数字が出てきますが、これなどは本当に危ない話ばかりです。要するにどこと比較するのかが問題なのです。(略)
「前半に50%減少しましたが、後半には60%増加しました」という説明を聞くと、なんとなく元に戻ったように思えます。でも、これは簡単なトリックで、まず100%が50%になり、50%が80%になるだけですから、元に戻ったわけではまったくないのです。
【著者紹介】
高橋洋一(たかはしよういち)
一九五五年東京都生まれ。東京大学理学部数学科・経済学部経済学科卒業。博士(政策研究)。八〇年、大蔵省(現・財務省入省)。理財局資金企画室長、プリンストン大学客員研究員などを経て、二〇〇六年から内閣参事官。〇七年に特別会計の「埋蔵金」を暴露し、一躍、脚光を浴びる。金融庁顧問、株式会社政策工房代表取締役会長、一〇年より嘉悦大学教授。著書に『財投改革の経済学』(東洋経済新報社)、『さらば財務省!』(講談社)、『この金融政策が日本経済を救う』『日本の大問題が面白いほど解ける本』『バランスシートで考えれば、世界のしくみが分かる』(以上、光文社新書)など。
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