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91 人中、89人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
知識と経験と温かみ,
By ぴあの (長野県) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 統合失調症とのつきあい方―闘わないことのすすめ (単行本)
精神科医として精神医療に携って何十年、という立場から この本を読みました。ただただ知識を披露した本、ただただ自分の経験だけを書いている本は山のようにあります。 でも、知識に裏づけられながらも「自分はこう思う」「自分はこのように診療している」とまで書かれた本は きわめて少ない、ほとんどない。 なぜないか、というと そこまで書ける医師がいないのです。 現代の精神科医は 診断も治療もどんどんマニュアル化されていて、患者さんの真実の心に触れることさえないまま 薬だけ処方することに長けている医者が増える一方。 私たちの年代の医師は、人と人との関係の中からしか 心を治す術はないと信じて診療をしてきました。でも その経験をきちんと書けるかというと 書けないのですよね、凡人には! 一見、天衣無ほう に書かれてはいるが、内容は濃く、真実と温かみに満ちています。 私は 医師としても参考になることがいっぱいありました。 当事者や家族の方が読まれる場合は、自分に関係したこと、自分に関心のある部分だけ読んで 心に刻むだけでも とても 参考になること請け合いです。
12 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「統合失調症と戦わなくてもいいんだ!」と改めて気づかされる,
By
レビュー対象商品: 統合失調症とのつきあい方―闘わないことのすすめ (単行本)
このレビューを書いている僕は統合失調症に罹患し今年で13年目になる23歳の患者です。このレビューは患者を持つご家族からの目線ではなく、統合失調症に罹患している患者自身の目線で読後の感想を述べさせて頂きます僕は小学校6年生のときに統合失調症が発症しました。発症の原因は生まれつき「てんかん」という脳の欠陥的障害を持っていたことから、「併発・てんかんの合併症」ということでした。また同じ親族の中に統合失調症を患い、15歳のときから50歳に至る今日まで、精神病院に入退院を繰り返している身内・血縁者がいることも、発病リスクを高める要因となりました。 この本や、他の統合失調症について述べた本にも書いてある通りの「急性期」「消耗期」「回復期」のステージを乗り越えてきました。 14歳の頃の急性期の酷い時期から、16歳ころの消耗期、そして18歳ころからの「回復期」を過ごし、今現在に至ります。そんな患者本人の僕が読んでも適切な内容です。統合失調症を発症したと思ったらすぐににでも手にすべき一冊だと思います。 この本の一番のおススメできるポイントは、「患者本人が読んでも適切な内容であること」です。まだ完全に統合失調症という障害を受容しきれていない患者さんには、他の統合失調症の本では「知らなくてもいい内容」を知ってしまって病気が悪化するケースすらあるからです
14 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
ところどころのユーモアが温かいです,
By もみくろ (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 統合失調症とのつきあい方―闘わないことのすすめ (単行本)
読後、統合失調症が不治の病ではないと希望が持てました。当然、相応の周囲の理解・協力が必要ではありますが。 著者のチャレンジ精神とユーモアが独特で、好感が持てました。
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