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結論で読む人生論―トルストイから江原啓之まで
 
 

結論で読む人生論―トルストイから江原啓之まで [単行本]

勢古 浩爾
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

人は何のために生きているのだろう? 
 
この問いには、紀元前から現代まで、老子、孔子、カント、トルストイ、漱石、アッラー……などなど、作家、哲学者から、思想家、科学者、果ては神(の代弁者)に至るまで、ありとあらゆる「賢者」たちが答えを示してきた。

しかし、実際に彼らの人生論をひもといてみると、迂遠で、晦渋で、いつのまにかはぐらかされたり、結局「結論」がよくわからなかったりする。

本書は、そんな「賢者」たちの人生論を「結局なにが言いたいのか」の1点で読み解き、著者独特の視点から「判定」「批評」するという大胆不敵な試みである。 
 
人類史上の叡智が凝縮された何十通りもの「人生の意味」を、端的に紹介する。

内容(「BOOK」データベースより)

古今東西の主要な人生論を総覧した一冊。

登録情報

  • 単行本: 221ページ
  • 出版社: 草思社 (2006/05)
  • ISBN-10: 4794214987
  • ISBN-13: 978-4794214980
  • 発売日: 2006/05
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.2 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 392,513位 (本のベストセラーを見る)
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24 人中、17人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ソコツ トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
数々の人生論を批評しながら著者の人生論を展開する、といった趣旨の本です。おおまかにいえば、楽しければそれでいいじゃん的な価値を退け、だからといって「神」や「スピリチュアル」に安易に身をゆだねるのでもなく、また、「どうせ死ぬのだから」とひとりよがりな哲学を深めることに終始するのもどうかと思うので、与えられた人生を「まじめ」に精一杯に生きぬき、具体的な仕事をこなし、自己を高めながらも自分のまわりの特定の人のために出来ることの意味を真摯に問いつめる、というスタンスで様々な本が紹介されていきます。

ホリエモンはむろん最低最悪のケースなわけですが、しかし夢に向かって粉骨砕身する若き企業経営者はちゃんと評価されます。「霊」にはあくまで否定的ですが、それに導かれながらがんばる人には好意的です。どう考えても人生は無意味だ、という神なき時代の痛々しい認識から出発しつつ、けれどなお、なのになお、世界に満ち溢れている(かもしれない!)「意味」を探すことをあきらめません。こういうの、大好きです。

オチは、またもやな吉本隆明大先輩の名言なわけですが、著者ならではのちょっとしたアレンジを加えたりもしています。いずれにせよ、いつも通りの毒舌たっぷりの批評がさえつつ最後にしんみりさせるその話芸をきいていて、夢も希望も特にもてはしませんが、とても元気になりました。
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3 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
薄い本 2011/2/22
形式:単行本
この本は、勢古浩爾による古今東西の主要な「人生論」を総覧、批評した一冊である。

内容といえば≪「枕=駄辯」→太字の「引用」→ありきたりな「寸評」≫の繰り返しである。「引用」のパーセンテージが異様に高い。またその「引用」元の著作者(思想家、宗教家ほか)の解説、伝評に至っては、自分で調べて書いたのではなく、またしても山田風太郎の名著『人間臨終図鑑』からの「引用」で済ましている。それにスパイスとして徒に挑発的、露悪的なことばを加えているのだが却って白ける。

ここで勢古氏が論っている「人生論」のセレクションであるが、高尚な西洋の古典、漢籍、聖書、仏典から、安易でいんちき臭い自己啓発本の類まで、非常にヴァラエティーに富んでいる。本書の帯に謳うように、まさに「トルストイから江原啓之まで」である。それはそれでいいのだが、それに対するコメントがあまりにお粗末すぎて、読むに耐えないのである。≪「引用」→「寸評」…≫のパターンはあたかも大学生の小論文ではないか。そうなのである。これは大学生の学士論文、すなわち卒論の水準、あるいはそれ以下のものであり、一冊の本である必然性はないのである。否。「寸評」と書いてしまったが「評」のレヴェルではなく「感想文」レヴェルなのかもしれない。

齢を重ねた人間が執筆した本にしてはあまりに重厚さ、コク、味わいがなく、ただただ呆れてしまう。『人間臨終図鑑』を参照、引用しているのなら、もう少しタナトロジーの香りがしてもいいだろうに。『図鑑』を閲していたのならば、死こそ生を活き活きさせることに意識的であったはずであろうに。

この人はどういう人生を送ってきたのだろうか。何ひとつとして教訓のない「人生論」であった。
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14 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
でもそんなんでもないんですよね。
古今東西の人生訓をピックアップしていき、導いていくわけですから。
結論なんてあるわけない、見つける或いは見つかる前におっ死んぢまうからでしょう。
人生の答えとは神の証明なのかもしれません。
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