『
結婚の条件』(03)は、ホント、衝撃的に面白かった。男女を問わず周囲の人間に推薦して、素直に読んでくださった一部の皆さん(主に女性)から顰蹙買った記憶があります。「ワタシにこれ読ませて、何が言いたいワケ?」みたいな。
小倉の本はいろいろあるワケですけど、この書名なら、あの名著の続篇を意識しているに違いない。だったら読まねばならないでしょう……って、この本が出てることに気づいたのがつい最近だったんですけどねw
こういう場合、前作を凌ぐ面白さっていうのは普通は期待しませんね。以前楽しませていただいたお礼というか、ご祝儀みたいなもので、それで面白ければ儲けものっていうことで……で、そこそこ面白かったワケです。
突飛な比喩ですが、ワタシはこの本の語り口から、ウィトゲンシュタインを思い起こしましたね。前作が一定の論を立てようとしていたのに対し、こちらは断想風というか、ちょっとアフォリズムみたいなテイストもあって、了解に達するためのハシゴのような本かもしれません。
生存のための結婚、本書刊行からほぼ1年後の311を経て、ますます加速している気配もありますね。「がんばろう!!結婚」てか?