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経済財政戦記―官邸主導小泉から安倍へ
 
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経済財政戦記―官邸主導小泉から安倍へ [単行本]

清水 真人
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「上げ潮」派対「財政タカ」派。経済成長と消費税をめぐる政策闘争のドラマ。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

清水 真人
1964年京都府生まれ。1986年東京大学法学部卒業、日本経済新聞社に入社。政治部(首相官邸、自民党、公明党、外務省などを担当)、経済部(大蔵省などを担当)、ジュネーブ支局長を経て2004年9月より経済解説部編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 413ページ
  • 出版社: 日本経済新聞出版社 (2007/06)
  • ISBN-10: 4532352649
  • ISBN-13: 978-4532352646
  • 発売日: 2007/06
  • 商品の寸法: 18.8 x 13.8 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 336,585位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By お尻ぷりぷり VINE™ メンバー
形式:単行本
 すばらしい力作です。
 経済財政諮問会議を舞台に竹中平蔵氏と与謝野馨氏の論争を、ポスト小泉路線をめぐる権力闘争と純粋な経済政策の政策論争という重層的な性格を帯びていることを、おびただしい取材によって重層的に明らかにしています。さらに、文章力も構成力も著者の前作『官邸主導』から大幅に向上し、ライターとしての技術的な水準があがっていることを感じました。

 ややプロ向けではあり、一般の素人読者には内容が難しい面もあるかもしれませんが、何か賞をとっても不思議ではないすばらしい出来具合です。今年読んだノンフィクションでは最高の一冊でした。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
終焉 2007/9/22
By 興津
形式:単行本
 安倍首相の放り出し辞任、小泉氏の固辞と飯島氏の離反。本書の著者も、「小泉政治」は完全に終えんした、と日経に書いている。本書は名優たちが共演した小泉経済財政劇場の内幕を後世に伝える文献になるのではないだろうか。

 経財相時代は沈着冷静に事に当たってきた竹中氏が、なぜあれほど激しく民間議員にまで食ってかかったのか? 与謝野氏を経財相に据えた小泉首相の真意はどこにあったのか? 本書を読めばある程度理解できる。

 金利・成長率論争での強引な主張を見ても、竹中氏は既に経済学者ではなく、かつて石税調会長が言ったように、すっかり政治家になってしまっていた。それほどまでして中川氏らとともに次期政権につないだ成長路線だが、つなぐ相手を間違えたのか。本書の終盤では、復党問題で支持率を下げ、総理主導の演出にも失敗する安倍氏らの姿が描かれる。

 各章は主題に応じて中心的な人物の名を冠する形になっており、小泉首相と福井日銀総裁の微妙な間合いや、竹中氏と本間氏・吉川氏らとの厳しいやり取りなどは読み応えがある。ただ、章が変わるたびに時間が前後するので、もっと少ない章にまとめた方が読みやすかったろう。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 藤崎健一 トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 前著(官邸主導−小泉純一郎の革命)の続編にあたる一冊です。

 小泉政権の総仕上げとなる「骨太の方針06」の方針を巡る政府(ここだけ
でも各担当大臣と各省官僚、それに内閣府というように三つ巴なのだ)と
自民党、それに経済財政諮問会議の民間議員の、時に協調、時に闘争
「今日の味方は明日の敵」を地で行く骨肉の争いを克明に描写しています。

・諮問会議を活用した一点突破型(対立型)から協調型への変貌。
・それをなす為の小泉流人材配置。
・竹中総務相&中川政調会長(上げ潮=歳出削減&成長優先派)対与謝野経済
 財政担当相&福井日銀総裁等の「財政再建派(増税容認・歳入優先派)」の攻防。
・優先事項の変化に伴う、キーマンの変化。
 (竹中大臣は自分が作ったシステムで、自分の首を絞める形になった)
・小泉改革を引き継いだ安部内閣の混迷。

 各人の思惑とその結果が克明に記されている為、読者は正に「経済財政」
分野における小泉劇場の最終幕を舞台にて観ている気にさせるところまで
読者を引き込みます。

 小泉内閣で何が変わったのかを知るためにも、又はこの国に於ける経済財政
政策の決定過程を研究するにも役立つ極めて優れた一冊です。
本文約400pと厚いですが、読み込むメリットは十二分にあります。
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