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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
経済学の古典としてだけではない,
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レビュー対象商品: 経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈下〉 (岩波文庫) (文庫)
Schumpeterは、経済学の古典的存在として取り上げられることが多いが、実際には経営学の企業家精神の研究をするとき、必ずと言って出てくる。 そしてこの本のイノベーションの定義が例外なくといっていいほど使われる。 経済学だけではなく経営学としても読む価値がある。
9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
頭の中を資本主義で回転させて下さい,
By livingston_montana (横浜) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈下〉 (岩波文庫) (文庫)
本著の内容は確かに難しいです。しかしながら、経済発展の理論について シュンペーター氏は、ハーバードで 当時、これほど凄いことが、あの時代の状況で研究されていたことを
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
経済を発展させる梃子としての企業家・その活動から生まれる資本利子・景気変動論,
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レビュー対象商品: 経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈下〉 (岩波文庫) (文庫)
下巻は第四章「企業家利潤あるいは余剰価値」第五章「資本利子」第六章「景気の回転」と、訳者あとがきを収録。上巻で示された経済循環・経済発展の筋書きの詳しいところを説いている。第四章はシュンペーターといえば連想されるinnovationの担い手である企業家の行動とその利潤獲得の経路を示し、第五章で消費利子や単純な生産利子と異なるものとして取り上げられる資本利子はそんな企業家利潤に源泉を負っていることを示し、第六章では好況から不況へ、不況から好況へと移り変わる景気変動の理由を前章までの議論と結び付けて解説する。訳者あとがきでは全篇の議論を簡潔にまとめてくれている。 読み通してみると、企業家という効き目が経済発展全体を牽引して影響を与えていくという筋での理論構築が、話の節目節目に現実の感覚で裏打ちされているおかげで説得力を増しているのがユニークだと思った。普段の生活では大多数の人たちが慣性に従っていることや、リスクテイカーとしての企業家はいずれ誰でも企業家でなくなるという指摘、企業家がある時期に群れを成して登場することやその突破口になる個人の重要性など、通念としての経済理論では語られないかもしれない切り口が新鮮だった。それでも議論全体は経済構造上の要素の相互作用についての考察という経済学の範疇を離れるものではなく、優れて経済学的思考が展開されている。 ケインズの「雇用、利子および貨幣の一般理論」と議論内容が触れ合っている様子も見えるのが興味深い。三部作の中では最も大胆で読み味の愉しい著書。
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