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経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈上〉 (岩波文庫)
 
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経済発展の理論―企業者利潤・資本・信用・利子および景気の回転に関する一研究〈上〉 (岩波文庫) [文庫]

J.A. シュムペーター , Joseph A. Schumpeter , 塩野谷 祐一 , 東畑 精一 , 中山 伊知郎
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 945 通常配送無料 詳細
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合計価格: ¥ 1,764

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

成熟した資本主義経済の複雑なメカニズムを分析した書物として、本書はケインズの『一般理論』とならぶ古典的な位置を占める。資本主義経済過程を循環―発展の二段階的に把握し、革新・新結合という経済内部の自発的な発展力に着目して、信用・資本・利子・利潤・景気循環などの動態論的問題を統一的に解明する。

登録情報

  • 文庫: 362ページ
  • 出版社: 岩波書店 (1977/9/16)
  • ISBN-10: 4003414713
  • ISBN-13: 978-4003414712
  • 発売日: 1977/9/16
  • 商品の寸法: 14.6 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
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4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By dvrm トップ100レビュアー
 「理論経済学の本質と主要内容」に続き、第三作「経済学史」とともにいわゆるシュムペーターの若き日の三部作を構成する第二作。第一作で静学と比較静学の立場に禁欲して理論を立て、その結論から本書で動学理論を構築し、「経済学史」で新古典派総合に繋がる経済学のオーソドックスを確立するという、着実に手続きを踏んだ議論を繰り広げていく。とは言うものの第一作の内容は必ずしも前提とはされておらず、本書一冊で読みきれる形にもしてある。連続で読んでいくやり方と単独で読んでいくやり方、どちらも効くのだと思う。

 議論の進め方としては前の作品のようなメタな視点よりも、実際の動学理論の中身が語られていくつくりなので、読みやすい。

 構成としては、第一章で定常的な経済循環を静学の枠内で固め、そこには変化や発展の興る余地がないように設定した後で、そんな循環に対して発展を齎す要素を信用・資本・企業家という機能に見て、第三章以下の各論につなげていく。上巻は、第一章「一定条件に制約された経済の循環」第二章「経済発展の根本現象」第三章「信用と資本」を収録。

 読み進めていくと、動学的発展の説明をそんな風にしていくのか、というモデルの作り方の巧みさが目に映った。一見発展への活路を企業家に見出したのが突飛に思えるが、普通言われる企業家とここの企業家はずいぶんと意味合いが違い、スペキュレーターというかパイオニア、チャレンジャーといった語感がより近いかと思わせるし、そんな独特の意味合いを持った企業家に購買力を付与し企業活動を可能にさせる意味で信用と資本が効き目を発揮するという見立ては、狭いように見えながら広い範囲をカヴァーする説明になっているようだ。下巻を読んでいくとそのことはよりはっきりするのだろう。

 経済循環と経済発展を静学ー比較静学ー動学の筋に絡めて論じ、現実の経済を捕捉しようとする著書。下巻も楽しみ。
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17 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
本著は下巻のレビューにも書かせて頂きましたが
本当に難しい内容です。

しかしながら、今の日本は
彼らが考えたように景気が正しく回転しているでしょうか。

これからの経済政策を考えていく上で
本著は大変参考になるものと考えます。

今の必要な経済政策は基本に戻ることではないか
そう訴えているように思います。

このレビューは参考になりましたか?
31 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
名著中の名著 2002/9/24
これを,読まずして,動体理論は,語れない。ケインズと並ぶ2台巨頭。不況の捕らえ方が、おもしろい。
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