1914年に、M・ウェーバーが中心となって編纂した「社会経済学大綱」に掲載された論文を翻訳したもの。
古代ギリシャにおける経済学的思考の萌芽から、限界革命後の理論経済学と歴史学派までをターゲットに
している。ただし、現代経済学のベースである新古典派が登場する以前(もちろんのことケインズ革命以前)
までを扱っていること、当時のドイツ語圏でのマルクス主義と歴史学派の隆盛、および、その後も社会主義に
ついて色々書いているシュムペーターの関心のあり方から、今のわれわれから見るとちょっと異質な内容になっ
ている。そういえば、中学のとき初めて読んだ際には、ケインズの名前はどこかな、と探したが一箇所しかかか
れてなく失望した記憶があったなぁ。