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経済危機は世界に何をもたらしたか
 
 

経済危機は世界に何をもたらしたか [単行本]

伊藤 元重
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商品の説明

内容紹介

世界経済の大きなトレンドを見ることなくして、日本経済の先を読むことはできない。日本経済は今、どういう方向へ向かっているのか。世界金融危機は経済の勢力図をどのように塗り替えていくのか。本書は欧米、中国、東南アジアなどさまざまな地域に目を向け、それらが抱える問題の現状と行方を考察していく。
米国経済は住宅バブル崩壊で大きな打撃を受けたが、ずば抜けた国際競争力を有する企業を数多く抱えるなど多様な面を持ち、その潜在力の評価はたやすくはない。半面、市場中心の経済がグローバルに浸透し、先進国以外にも成長のチャンスが広がっている。世界経済の多極化はどのように進展していくのだろうか。そうした中で環境問題や途上国の貧困など、新たな問題も浮上している。その解決をめぐる技術開発競争や国際的な貢献は、日本経済の将来とも大いに関連している――。世界経済のダイナミックな動きがわかりやすい文章でクリアに示される。

内容(「BOOK」データベースより)

日本経済の力強い回復はあり得るか?グローバルな視点から問題解決の方向を考える。

登録情報

  • 単行本: 239ページ
  • 出版社: 東洋経済新報社 (2009/11/27)
  • ISBN-10: 4492395229
  • ISBN-13: 978-4492395226
  • 発売日: 2009/11/27
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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10 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By あらフォーティー トップ500レビュアー
形式:単行本
金融危機以降の世界を、公平な立場から、純粋に分析して見せてくれる本。

なぜ金融危機が発生したかに始まり、日本貿易収支が赤字に向かっていること、
中国の台頭と米国の関係、欧州通貨統合の功罪、アジアと日本から環境問題まで、
幅広くカバーしている。

簡略化し過ぎず、専門的過ぎることもなく、また、偏った見方や、安易な処方を
提言することも無い。

世界経済に関する見方や主要な議論をわかりやすく解説している点で、
まさに、スタンダード・テキストと言っても良いのではないか。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 西山達弘 トップ500レビュアー
形式:単行本
 リーマンショックから1年を経過した今、日本と世界経済の現状を概観し、今課題といわれているテーマについて客観的なデータに基づき近未来の姿を確信を持って予測している。

 本書によれば、近い将来日本の貯蓄率は低下し、貿易赤字になる。
 日本の貯蓄率が高齢化社会への突入に伴い、徐々に減少しつつある。そして、財政収支も巨額の赤字を出し続ける。とすれば、経済学の教科書の通り、貿易赤字になる日も遠くはないというわけである。

 そして中国である。今年中には、日本を抜いて世界第二位の経済大国に躍り出るのは確実であるが、急速に進む少子高齢化と深刻な資源環境問題が、いずれ阻害要因となるだろうと予測している。

 また、米国の地位は低下するにしてもドルに代わる基軸通貨の役割を果たすことのできる通貨は存在しない。特に、欧州通貨統合は経済危機以降、ギリシャにみられるように、特に周辺国においてそのマイナス面が顕著になりつつあり、先行きについても悲観的である。
 したがって、最近にわかに議論を聞くようになったアジア通貨圏構想は、まったく現実的ではないと切り捨てている。

 中国やインドが経済成長を加速するようになったきっかけは、自国市場を解放し、海外から投資を呼び込むことによってもたらされたものであり、グローバル経済についてはその恩恵の方があるかに大きいとしている。

 著者の視点は、客観的でありかつ公平で好感が持てる。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
わかりやすい 2010/5/18
By コロボックル トップ1000レビュアー
形式:単行本|Amazonが確認した購入
経常収支ってなんだっけ?という、私のような素人にも良く分かる。
他の経済本のように、「これからは○○!」「△△しない奴はバカ」みたいな決め付けや煽りは一切なし。
「為替の予測はできません」「マイナス要因はあるけど、とりあえず順調に行くと仮定すれば」みたいに、分からないことは分からないとあっさり認めたうえで、論理的で分かりやすい説明がなされている。
著者の肩書から「難しそう」と敬遠する人がいるかもしれないが、むしろ池上彰さんとかの本より分かりやすいかもよ。
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