「一国、一企業、一個人が他を圧倒する競争力をもつことは、必ずある種の経営革命の構造を示す」ものであり、「革命的なアイデアとは、必ず突出した個人の努力や失敗に基づいている」と著者は考える。そのため、本書では経営学的な検証よりむしろ、革命の主役である「突出した個人(企業家)の所業」を丹念に追っている。
蒸気機関の発明家ジェームズ・ワットとともに記憶されるべきは、その技術を石炭採掘に投入した事業家ジョン・ロウバックらであるという。また、我が国が戦後高度経済成長を成し遂げた理由を、「国民の努力」などと曖昧に語るべきではないと指摘。1950年当時、川崎製鉄を率いた西山弥太郎と、彼の行った劇的な資本投下を高く評価している。
そのほかにも歴史的な経営革命の担い手を多数紹介している。
(日経ビジネス1999/12/13号 Copyright日経BP社.All rights reserved.)
登録情報
|
|
この商品のクチコミ一覧
クチコミを検索
|
関連するクチコミ一覧
|
|
|
|