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経営戦略 (日経文庫―経営学入門シリーズ)
 
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経営戦略 (日経文庫―経営学入門シリーズ) [新書]

奥村 昭博
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、主として日本企業を研究対象として、そこから経営戦略についての理論構築を試みています。ハンディなタイプの入門書のスタイルをとっていますが、最新の戦略論の動向にも詳しくふれており、豊富な内容を盛り込んだつもりです。

登録情報

  • 新書: 197ページ
  • 出版社: 日本経済新聞社 (1989/02)
  • ISBN-10: 4532015316
  • ISBN-13: 978-4532015312
  • 発売日: 1989/02
  • 商品の寸法: 17 x 10.4 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
古くはあるが、とてもよい本。経験曲線やポートフォリオ戦略などの有名な経営分析技法はしっかり紹介。しかしそのような分析的な経営戦略の立て方を批判。市場や収益構造の分析を通して導き出される分析型経営戦略に対して、経営の意思決定における(分析から見た場合の)「不合理性」を扱おうとする。

ホンダの例が面白い。50ccのオートバイ、スーパーカブでの海外進出に当たって、ホンダの社内調査では東南アジア市場がもっとも可能性が高いと出た。しかし、トップの決断は、もっとも可能性が薄いとされた北米市場への進出だった。分析型経営戦略からすれば、北米市場はもっともあり得ない選択。この「不合理な」戦略を導いたのは、「世界のホンダ」という経営者のビジョン。ビジョンというコンセプトが先導し、組織はそのビジョンのコンテントを作っていく。

したがって著者が重視するのは、トップの持つコンセプトの重要性。また、そのコンテントを具体化する組織の力である。科学的な分析に基づいてトップダウンで行われる戦略に対し、トップの意思と社内の企業家精神から生まれる戦略。経営環境の不確実な時代に対応するのは、多くの創造・創発(ここには多くの失敗も含まれる)をなしうる、innovativeな企業である。

こうしてプロセス型戦略論が分析型戦略論に対置される。そしてこれは日本の企業が戦後取ってきた戦略なのだ。確かにウェルチによるGEの改革が象徴的に取り上げられる。しかしホンダ、スーパードライを巡るアサヒビールの決断、HOYAの多角化戦略なども詳細に取り上げられている。

200ページの新書にしては内容豊富。また議論がしっかりしていて読みやすい。古い本ではあるが、入門書としてうまくまとまっている良書。
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 経営学修士課程の友人から勧められて読んだ。わかりやすくまとめてあり、一気に読めた。経済学では点にすぎない企業の中に無数の物語があることがわかる。経済学ほど抽象的でもなく、私の働く現場ほどには多様でもなく、ほどよい抽象度が経営戦略の持ち味かなあと感じた。経営管理とかMBAとかこれまでまったく興味のなかった領域に興味が湧いてくるようないい本である。ちなみに私の理解では経営戦略とは「企業の最適な人的資源配分を考えること」となったがいかがだろう。ひょっとしたら、今年にでもMBAを受験するかもしれない・・・なんて考えながら読んだ。自分の周りを考えるのにちょうどいい入門書である。
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10 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
名著 2001/4/20
By カスタマー
形式:新書
セミナーの講師の方から薦められ購入したが、確かにポイントがわかりやすくまとめられている名著。今になっても全く色あせていないことは、如何に内容が本質を突いているかを示している。米国発が本流と思っていたが、日本人にしか書けない指摘もあり、必読の一冊と思った。

いろいろな方に幅広くお勧めです。

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