中堅家電メーカーに新設された経営企画室の室長を主人公に、ストーリー仕立てで勘所を指南する構成だ。まずは、成長戦略と同じくらいに「撤退戦略」が重要であることを説く。限りのある経営資源を新規成長分野に投入するには、「負け犬として撤退すること」を恐れてはいけないと言う。そのうえで、時流と市場に合った自社の競争優位性を見極めよと助言する。
また、新規事業のリスクを軽減する多角化戦略には“定石”があると言い、M&A(企業の合併・買収)やパートナー企業とのアライアンス(提携)などがもたらすメリットまでをも選択肢の視野に入れよと言う。新規事業の骨子が固まった段階で必要となるマーケティング戦略、すなわち「売れる仕組み作り」についても、その意義や実践法について詳しく解説する。
(日経ビジネス 2007/06/25 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)
◎どうやっても会社が成長した時代は昔の話。今日、勝つためのセオ
リー=戦略をきちんと押さえないと、会社は成長することができません。
◎「戦略」には定石があります。本書は、経営戦略理論から立案の仕方、戦略に
もとづく具体的計画の立案・実行まで、知っておきたいポイントをやさしく解説
しました。
◎本書は、新規事業にチャレンジする電器メーカーのストーリーに沿った構成に
なっています。ストーリーを読み進むうちに、戦略の考え方から策定のしかた・
計画の実行までの全体像がリアルに学べます。
以下のような人たちは、本書が必読です!
【経営企画部門の人】
戦略を知らなければ恥ずかしい思いをします。単なる取りまとめ担当と言われな
いためにも、戦略の知識と策定の実際を、しっかり身につけたいものです。
【知ったかぶりをしたい人】
「戦略って何か知ってる?」と知ったかぶりをしたい人にも最適です。戦略のイ
ロハから実践までの流れが、手に取るようにわかります。
【戦略的でないと言われている人】
「要領が悪い」「もっと要領よく考えろ」などと言われている人にもおすすめで
す。本書で紹介する戦略の基本(「選択ー差別化ー集中」の考え方)を学ぶこと
で、自分に何が足りないのか、どうすればいいのかのヒントが得られます。
【いつも忙しい人】
まじめに働くだけでは、なかなか報われない時代です。限られた時間のなか
で投資対効果を考え、上手で効率的な時間の使い方を実践しましょう。本書を読
めば「やらなくてもいいこと」も見えてくるはずです。
【会社を良くしたい人】
会社がうまくいっていないと感じている人、会社の方針が間違っているのではな
いかと思っている人、会社の進む方向が見えないという人は必読です。なぜ会社
がうまくいかないのか、どうすればうまくいくのか、気づき満載です。
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