久しぶりに経営分析の本でも読もうと思って買ったが、私の認識と異なるところが散見されるように思う。たとえばROE10%以上を目標にすべきだというのはいいとして、国際業務を行う銀行がバーゼル合意によりROEが8%以上でなければならないとあるが、私の認識ではROEではなく自己資本比率が8%以上でなければならないはずだが。加えて、自己資本比率についての解説で、自己資本比率の高い会社で上げられているのが、ほとんど純粋持ち株会社であり、その単体の自己資本比率を持ち出してもあまり意味がないし、これらの会社に対して経営が消極的だといってもどうなんだろうと思う。
全部読んだわけではないが、内容的にこれ以上読み進めるべきかどうか悩ましいところである。何も知らない読者が誤解を招かねばいいのであるが。