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経営の神は細部に宿る
 
 

経営の神は細部に宿る [単行本]

清水 勝彦
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容紹介

経営の世界では、これまで「大枠」や「全体像」を考えることの重要性が指摘されてきました。
マスコミに取り上げられる経営者も、「豪放磊落」「ビジョナリー」
「大枠を決めて後は部下に任せる」といったリーダーが多いようです。
しかし、本当にそうなのでしょうか。「神は細部に宿る」とも言われます。
ディズニー元CEOのマイケル・アイズナー、ギャップ元CEOのマイケル・ドレクセラーは、
細かいところにまで口を出す「マイクロ・マネジメント」で有名でしたし、
最近の例では、アップルのスティーブ・ジョブスの細部に対する完璧主義が挙げられます。
事例に則して考えてみると、経営における細部の深い意味が見えてきそうです。
本書では、戦略から人材育成、思考法まで、経営における「小さなこと」「細部」について、
もう一度よく検討し、日常の仕事に活かせるヒントにまで醸成しました。

内容(「BOOK」データベースより)

小さなことが、大きな差となる。戦略の考え方から人材育成まで。重要なサイン、見逃していませんか?

著者からのコメント

「最近『あれっ』と思ったことがありませんか」と問われれば、たいていの人は「あるある」と感じるのではないでしょうか。しかし、それでは「何を『あれっ』と思ったかを具体的に説明してください」といわれると、何だったかなー、確か...と、なかなか思い出せなかったりします。          

 
東京工業大学の細野秀雄教授は、ビギナーズラックが起こるのは「わかってくると、変なことをしなくなる」からだとおっしゃいます。素人には「あれっ」はありません。「あれっ」と思う基準の知識がないからです。ですから知識や経験がたまればたまるほど、そうした知識にそぐわない「あれっ」が増えるはずなのに、逆に知識がそんなはずはないと「あれっ」を押し込めてしまったりします。犯人がわかってから「俺は、あいつが怪しいと思っていた」と言い出す人がいます。これは単なる後出しじゃんけんなのかもしれませんが、もしかしたら本当にそう思ったのかもしれません。ただ「まさか」と無視してしまったのでしょう。同じように、問題がはっきりしてから、実は前にこんな予兆があったと気づいたりすることはないでしょうか。   

私もよく引用する「創造とは、すでにあるアイデアの新しい組み合わせである」とはシュンペーターの言葉です。実話をもとにした映画「Flush of Genius」では、ワイパーを発明した一介の大学教授に対して、大手自動車メーカーが雇った弁護士が1つ1つの部品のどこが新しいのかと詰め寄るのに対し、その大学教授はディケンズの小説を例に取り「すでにある1つ1つの言葉を、魂に響くように組み合わせる」ことが芸術なのだと訴えます。なかなかいいアイデアが出ない、新しい戦略をどう考えたらよいかわからないと悩む時、「あれっ」がきっかけになり、新しいアイデアではなく、新しい組み合わせを考えることで、光が見えてくることがあります。つまらないように見える「あれっ」は、往々にして既存の組み合わせ(あるいは「業界の常識」)にそぐわない「何か」を示しているからです。                          
                              

本書は、そうした小さな「あれっ」に光を当て、経営にあてはめてみたものです。そして、その構成も自分の経験であったり、本や新聞で心に残った記事やいろいろな方の意見を自分なりに組み合わせてみたものです。毎日の仕事や暮らしの中で見過ごしがちな小さな「あれっ」を大切にし、「あれっ」の先にある新しい組み合わせの可能性を考えるために、本書が何らかの参考になれば、望外の幸せです。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

清水 勝彦
テキサス大学サンアントニオ校アソシエイト・プロフェッサー。東京大学法学部卒業、ダートマス大学エイモス・タックスクール経営学修士(MBA)、テキサスA&M大学経営学博士(Ph.D.)。コーポレイトディレクションで8年間の戦略コンサルタント経験を経て研究者に。米国での学会、論文発表多数。専門分野は経営戦略立案・実行とそれに伴う意思決定、戦略評価と組織学習。日本企業の研究や幹部研修などの実績も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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