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組織自律力―マネジメント像の転換
 
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組織自律力―マネジメント像の転換 [単行本]

佐藤 剛
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

一見ばらばらに行動しているようにしか見えない組織のメンバーが、ある時点で共有化された目的を達成するという仕組みは見事というしかない。このような特徴をもつメンバーの行動を本書では「自律的行動」と表現しているが、一つひとつの自律的行動があるまとまりをもつという現象に驚きを覚える。本書は、この感覚を出発点として、組織が実際にはどのように目的を達成しているのかという疑問に答えようとするものである。

内容(「MARC」データベースより)

自律した個人によって構成されつつひとつの目標へと突き進む、躍動的な組織の姿が見えてくる! 組織が実際にはどのように目的を達成しているのかという疑問に答え、新しいマネジャーのあり方を提示する一冊。

登録情報

  • 単行本: 231ページ
  • 出版社: 慶應義塾大学出版会 (2006/10/17)
  • ISBN-10: 4766413075
  • ISBN-13: 978-4766413076
  • 発売日: 2006/10/17
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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12 人中、10人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By タマ
形式:単行本
 経済産業大臣が心配するほど、ソニーの経営状況は芳しくないようである。おなじくカリスマ経営者に率いられた組織、たとえば日産も同じような状況にあるという。このような組織に必要なのは、新たなカリスマ経営者であろうか。

 この本の筆者であれば、おそらくNOと答えるであろう。人は危機的状況に陥ったとき、人智を超えたものにすがろうとする。そのため、カリスマ経営者は組織としていくべき方向、やるべきことを指示することが期待される。神のように。しかし、神ではない人間にそのような能力がはたしてあるのであろうか。

 これまでマネジメント論の多くは「何をすべきか」を語ってきた。しかし、この本では「問題にどのように取り組むべきか」が語られる。組織メンバーひとりひとりがもつ叡智を紡ぎ、問題を解決する方法が示されている。最近、マネジメントの世界でも「創発」が話題になっているが、まさにこの創発が組織のなかで起きることを筆者は想定しているのではないだろうか。

 偉大な経営者のもとで働くことに慣れ、自ら進んで考え行動できなくなってしまった組織にとっての処方箋として、この本は役立つように思う。さらに、創発現象を喚起し同時にマネジメントすることによって、イノベーションをどのように誕生させるかというヒントもあるように思う。

 そして、創発にはなによりも、自律し活性化した人間が必要であることが、この本の出発点となっている。
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