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組織と経営について知るための実践フィールドワーク入門
 
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組織と経営について知るための実践フィールドワーク入門 [単行本]

佐藤 郁哉
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

企業論理の光と影、官僚制組織の功罪、企業文化の落とし穴、「ジェンダー・トラップ」…企業のさまざまな側面について深く知るための入門書。14のキーワード、16のブックガイド、20の研究事例(ケース)を通じて学ぶ、仕事と職場の民族誌。

内容(「MARC」データベースより)

フィールドワークの基本的な発想と調査技法のエッセンスについて解説した初級入門書。「キーワード」で専門知識への入り口を、「ブックガイド」で経路を、「ケース」で目標地点としての研究実戦実例を解説する。

登録情報

  • 単行本: 376ページ
  • 出版社: 有斐閣 (2002/11)
  • ISBN-10: 4641161682
  • ISBN-13: 978-4641161689
  • 発売日: 2002/11
  • 商品の寸法: 18.6 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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形式:単行本
 著者の『制度と文化』を読み、新制度派組織論というわが国ではまだほとんど突っ込んだ議論に至っていない概念についての、明快な指導力に触発され本書を手に取った。

 書名にもあるように、「入門」者にとって分かるよう、理解できるよう、心がけて書き上げてある。他のレヴュアーの方も述べているが、フィールドワークに関するキィワードを14語、ブックガイドを16冊、研究事例を20点を間に挟んでの3部構成になっている。全350ページを読み通せるか不安ではあったが、無事に最後まで導いていただいた。

 第I部、第II部、第III部は、それぞれフィールドワークとは何かというWhat、なぜフィールドワークかWhy、どのようにするのかHowについてと解説を深めてゆく。

 心構えから始まる。何事にも作法というものがある。これについてあらましの説教を頂く。例えば印象的だった次のような共通概念を持つことからフィールドに向け旅に出る。「観察法の分類」、「トライアンギュレーション」、「定性/定量の区分の諸相」、「漸次構造化法」、「フィールドワークの各段階における3種類の作業の関連(問題の構造化、データ収集、データ分析)」、「調査の各段階におけるさまざまなタイプの仮説」、「物語性」、「小さなドラマ」、「中間的テクストの作成」など、事例研究における意義と身の構え方、行動の起こし方についての整理である。

 そして、これまでのオベンキョーと下手な考えから一歩前進して、フィールドのコンテキストを一身に浴びればアホでも何かは感じるだろう、それらに向けて取り組んでゆこうという環境への働きかけを優しく説いてゆかれる。われわれはとりあえずは、「物書きモード」で書いてみよう。これがいくつも貯金できるようになれば、「ますます書けなくなってしまう」(p.334)常なる状態から、コーディング、DB作成、章立て案へと小さくともひとつのアチープメントを得ることができそうな気になってくる。身なりを整え、気持ちになるということが、毎日のウォーキングにつながる。だらしない、普段着ではダメだ。

 目次詳しい。事項・人名索引あり。ひもなし。
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7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 題名に入門とついているが、単なる入門ではなく、フィールドワーク(以下、FWと表記。)批判書ともなっている。著書独特のリズムある文体からつぎつぎ繰り出されるFWの魅力は読者を郁哉ワールドへ導かずにはおかない。「暴走族のエスノグラフィー」、「ヤンキー・暴走族・社会人」、「現代演劇のフィールドワーク」という優れたFWを実践し、「フィールドワーク」、「フィールドワークの技法」で彼のFWの魅力=方法的秘密を解説し、本書では著者の推薦本を挙げながら丁寧に、かつ魅力的にFWに導いてくれる。数理社会学会のメンバーにもぜひ読んでいただきたい。著者の頭は柔らかく、創造性に富み、温かい。良書である。もし、著者自身に興味のある方は1991年の「社会学評論 164号」(1991年)の論文『主体と構造-トマスおよびズナニエツキの「状況の定義」論をめぐって-』をお奨めする。FWに欠けがちな認識論のレベルを包み込むことで、通常のFW批判となる本書の秘密を緻密に追いかけることができる。FWを好きな人、嫌いな人すべての社会学を志向する方に読んでいただきたい一書である。
このレビューは参考になりましたか?
12 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
暴走族の研究で有名な佐藤郁哉の書いた入門書。

僕は統計学とナレッジマネジメントを勉強している学部生なので、社会学とは縁がありませんでした。ナレッジマネジメントを考える際に、暗黙知を客観的に把握し本質を見抜くためのフィールドワーク(以下FW)の有効性を感じていました。

僕は偶然この本を見つけましたので、この類のものと比較することは出来ませんが入門者の視点でレビューしたいと思います。

◆ポータルサイト的
「FWとは何か」「なぜFWか」「FWの技法」を語句レベルの説明から、なぜ定性的調査が必要か、果てはFWにおけるメモの取り方まで、著者の経験やノウハウを背景にわかり易く説明しています。

これだけではなく、FW的手法による組織に対するものすごく面白そうな!研究事例の本を20冊、FWの中上級の技法を解説した本16冊を紹介、2,3ページの解説がされています。

僕は全くの入門者ですが、そんな僕でもわかるように、そしてテンポよく一気に読めてしまいます。紹介されている本も「OLたちの<レジスタンス>」というライトなものから「現代演劇のフィールドワーク」といったものまで手広くカバーしてあり、どれも知的好奇心を煽ってくれます。

統計学は定量的調査ですが、アンケートを考える時は定性的なアプローチを必要とします。ナレッジマネジメントに関してはいうまでもありません。FWという便利な道具を手に入れたと思います。

またこれだけでなく、FWは日々の仕事にも大変有効であると思います。当事者でもない、局外者でもない第3の視点から本質を採ることが出来れば、新たな知が創造されるかもしれません。

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投稿日: 14か月前 投稿者: Kana
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投稿日: 18か月前 投稿者: ムラサキ
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投稿日: 19か月前 投稿者: 悩める管理職
読み物としても面白い
様々なケースにおける分析事例としては、読み物としても面白く、参考となりました。
投稿日: 2010/5/24 投稿者: nurarin
定性調査のバイブル
フィールドワークといった調査方法によって企業の組織や経営についての解説が行われている入門書です。... 続きを読む
投稿日: 2010/4/23 投稿者: h
文献一覧としても使える。
フィールドワークの種類の紹介がある。
密着取材
体験取材
観察研究
聞き取り調査... 続きを読む
投稿日: 2010/4/18 投稿者: kaizen
身近な「フィールドワーク」
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投稿日: 2007/12/30 投稿者: ny
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