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僕は統計学とナレッジマネジメントを勉強している学部生なので、社会学とは縁がありませんでした。ナレッジマネジメントを考える際に、暗黙知を客観的に把握し本質を見抜くためのフィールドワーク(以下FW)の有効性を感じていました。
僕は偶然この本を見つけましたので、この類のものと比較することは出来ませんが入門者の視点でレビューしたいと思います。
◆ポータルサイト的
「FWとは何か」「なぜFWか」「FWの技法」を語句レベルの説明から、なぜ定性的調査が必要か、果てはFWにおけるメモの取り方まで、著者の経験やノウハウを背景にわかり易く説明しています。
これだけではなく、FW的手法による組織に対するものすごく面白そうな!研究事例の本を20冊、FWの中上級の技法を解説した本16冊を紹介、2,3ページの解説がされています。
僕は全くの入門者ですが、そんな僕でもわかるように、そしてテンポよく一気に読めてしまいます。紹介されている本も「OLたちの<レジスタンス>」というライトなものから「現代演劇のフィールドワーク」といったものまで手広くカバーしてあり、どれも知的好奇心を煽ってくれます。
統計学は定量的調査ですが、アンケートを考える時は定性的なアプローチを必要とします。ナレッジマネジメントに関してはいうまでもありません。FWという便利な道具を手に入れたと思います。
またこれだけでなく、FWは日々の仕事にも大変有効であると思います。当事者でもない、局外者でもない第3の視点から本質を採ることが出来れば、新たな知が創造されるかもしれません。
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